2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

夫婦の危機

先日、試写にて鑑賞。イタリア映画傑作選第2弾「Viva!イタリア vol.2」で上映される1本で、自分はイタリア映画やナンニ・モレッティ監督作品については初心者同然だものでイタリア映画全体の文脈の中でこの作品を把握することはできないんですがとても魅…

セッション

劇場にて鑑賞。 超面白かった〜。最初からもうこれはアクション映画だよ!とツボにはまってしまい、パワハラ上等なモンスター教師とエゴの塊の若き才能のぶつかり合いとつぶし合いにうわなにそう来るそれでもって今度はそう来るかってな感じで圧巻のラストま…

楊紫瓊

こちらの記事によれば、25日に大地震で多大な被害の出たネパールに婚約者でFIA会長のジャン・トッドと共にちょうど滞在しており、出席していたアジア自動車会議開催会場のホテルも大揺れして避難。幸いにしてケガなどはなかったようです。チャリティに熱…

稽古

昨日の合気クラス&会主講習会@I道場。しーふーいわく「型にきっちりはめてしつけができたら、型なんて必要なくなる。型は自由になるためのもの」「奥義は基本の中にある。僕に言わせれば奥義秘伝なんて権威付け。だけどそれはとても大きくて、その中にい…

赤道

こちらの記事によれば昨日上海でプレミアが行われ、監督の梁樂民と陸劍青、“赤道七雄”こと張家輝、張震、余文樂、王学圻、チェ・シウォン、チ・ジニ、および紅一点で馮文娟が参加。赤道七雄…豪華ですねえ。早く本編が見たい!

ダライ・ラマ14世

試写にて鑑賞。チベット弾圧問題やノーベル平和賞受賞で世界的に知られるチベット仏教最高指導者の、ざっくばらんで知的で現実的でユーモアと笑顔が印象的な生身の姿を映し出すドキュメンタリー。その語り口の平明で常識的かつ普遍的なことに感じ入りつつ、…

左耳

蘇有朋の初監督作で、全然ノーチェックで友人から聞いて知ったのですが人気作家の青春小説の映画化だそう。こちらに関連記事と主演の一人でメガネ男子の胡夏が歌う「美好的昨天」のMVが。胡夏版の予告編はこちら。「あの頃、君を追いかけた」の主題歌「那…

盗人の第二の人生

先日閉幕したマレーシアシネマウィークの最終日に観賞。英語タイトルは「The Second Life of Thieves」で中文タイトルは「偸・情」。呉明金(ウー・ミンジン)監督の作品は不覚にも「タイガー・ファクトリー」も「水辺の物語」も未見で今後チャンスがあった…

Z(ゼット)アイランド

試写にて鑑賞。哀川翔芸能生活30周年記念作品とのことで、予想をはるかに上回る(すいません)出来の良さ&面白さでした。タイトルのZが何を意味するのかは映画を見れば一目瞭然なのでここでは書かずにおきますが、ドラマもアクションもしっかり作られてて…

第34回香港電影金像奨(本番)

相変わらず広東語がほとんど分からんのとマイ予想(希望的観測)が今いちあたらなかったのはさておき、それにつけてもリアルタイムでネットの映像を見られるありがたさよ。最佳動作設計賞を「一個人的武林」がとったのが嬉しいです。ニッポン公開もぜひ。 受…

第34回香港電影金像奨

このところマレーシア映画とか台湾映画で右往左往していてふと気づいたら明日が授賞式ではありませんか。明晩はネットにかじりつきだな…。で、こちらのノミネートリストをながめながら、全体的には「親愛的」もしくは「香港仔」が強いかな〜などとあくまで無…

黒夜行路

先日、マレーシア映画ウィークにて鑑賞。一昨年のシネ・マレーシア2013で見そこねてしまっていた作品で、今回見られてよかった。ピート・テオ演じる中堅ヤクザを頼って田舎から出てきたちょっとお人良しで頼りなさげな従兄弟が次第に一人前になっていく静か…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「集中して、放下する。捨てないと次に行けない。捨てると、ぱらぱらっと変わる。その繰り返し」「まず容れ物をしっかり作る。中身はそれから」「切羽詰まると能力が出る」「みんなは身体を使って心の修行をしているんだ…

第68回カンヌ国際映画祭

5月13〜24日に開催。エマニュエル・ベルコ監督の「La Tête haute」がオープニング作品に決まったというこちらの中華な記事を見て今年もまたカンヌの季節が近いというのをようやく認識した次第でして、開催中に日々情報を追いかけるほどではないもののやはり…

ディオールと私

先日、劇場にて鑑賞。 オートクチュールの世界とは無縁な自分ですがそれはそれとして、映画に映し出された新任デザイナー、ラフ・シモンズとこの道ナン十年という職人たちそれぞれの気概とプライドがわずか8週間しかないコレクションまでの時間の中で最初こ…

アリスのままで

先日香港にて鑑賞。 先日といってももうずいぶん前のこと。香港へ行ったさいいろんな映画見たのでまだストック(?)がありまして、といってもたぶん全部は書かないと思いますが。 表題作は主演のジュリアン・ムーアが先の米アカデミー賞で主演女優賞をとっ…

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

先日、機内にて鑑賞。なにせ機内観賞ですので劇場で見たら何倍も見ごたえがあるはずですが、それでも充分魅力的な作品で、特に最初から最後までマジカルなカメラワークから目が離せず。ストーリーと役者たちのテンションが終始高くて、もしかすると元気なと…

だれも知らない建築のはなし

試写にて鑑賞。 建築はまるで門外漢ですが「だれも知らない〜」とあるからまあ大丈夫かなというくらいの感じでいたら予想も期待も上回る刺激的なドキュメンタリーでした。高度成長期後の不況の70年代からバブルに湧いた80年代を経て現在までの建築家と建築物…

ウィークエンド・チャンピオン 〜モンテカルロ1971〜

昨日試写にて鑑賞。 伝説的F1レーサー、ジャッキー・スチュワートと親友のロマン・ポランスキーが1971年のモナコ・グランプリで共に過ごした週末の様子を追ったオリジナルの映像に、40年ぶりに再会した2人が当時を回想しつつ語り合う新たな映像を加えたド…

アラヤシキの住民たち

試写にて鑑賞。 長野県小谷村にある真木共働学舎=アラヤシキ。チラシによれば「新屋敷」だそうですが、カタカナ表記なので「阿頼耶識」と想像することも許される気がするネーミング。“自労自活”の暮らしを送るその共同体の春夏秋冬を追ったドキュメンタリー…

戦狼

呉京の監督・主演による戦争アクション。こちらとかこちらとかの記事を見ると、公開初日から上々の成績で、3日で1億超え。続編もあり?と気の早い話も出ている模様です。自分は先日香港で幸運にしてこの映画のスクリーニング(2D)を見るチャンスがあっ…

第39回香港國際電影節 五項電影大奨

映画祭は6日までですが、昨日3日に各種コンペ受賞作品が発表されました。英文はこちら。中文はこちら。今年は映画祭初日しか見られなかったので1つも分からない…と思ったら1つだけ天主教文化奨(Signis Award)の「家在水草茂豊的地方(River Road)」は…

アドバンスト・スタイル

昨日試写にて鑑賞。某デパートで行われた写真展を見たときは原色の饗宴という印象で自分的には正直ちょっとばかりトゥーマッチ感がなきにしもあらずだったのですが映画はむしろ逆で、パワフルだけど虚飾ではないリアルさがしっくりとじんわりと。年をとって…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「敵だと思うからぶつかる。相手の中へ浸透していくように」「武道で大事なのはまず臍下丹田をしっかり作ること。それには山に入ったり滝にあたったりする修験的なやり方もあるし、肉体労働も丹田をきたえるのにいい」「…

狼圖騰

先日香港にて鑑賞。中国人作家姜戎による同名小説の映画化で、監督はジャン・ジャック・アノー。主演は馮紹峰。共演は竇驍ほか。文革時の下放でモンゴルへ行った知識青年が現地の遊牧民族の生活上の敵でありまた神格化された存在でもある狼に魅了され、狼の…