だれも知らない建築のはなし

試写にて鑑賞。
建築はまるで門外漢ですが「だれも知らない〜」とあるからまあ大丈夫かなというくらいの感じでいたら予想も期待も上回る刺激的なドキュメンタリーでした。高度成長期後の不況の70年代からバブルに湧いた80年代を経て現在までの建築家と建築物の関係や流行、社会的価値、問題点などについての国内外の著名建築家たち(といっても自分が知っている人はほんの数名^^;)の回想、証言あるいは分析が、面白いというとなにか軽い感じになるけれど率直に面白くて興味深く、専門的なことは分からないながらもなるほどなるほどと聞き入っておりました。昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館で展示上映された56分のバージョンを劇場用に編集したという73分の作品。
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