2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

劇場にて。 予告編以外の情報は何も持たずに見たので、おおおおこういう映画だったのか!と、グッと胸にせまるものが。タラちゃんありがとう。こんな映画を作れるのはやっぱりタラちゃんしかいないかも。。。 これから見る人もできるだけ何も知らず見ること…

細い目

昨日、試写にて。久しぶりに再見し、うすうす覚悟はしていたけどもう冒頭の許冠傑が歌う「世事如棋」が流れてきただけで涙目になりかけ、その後も事あるごとに笑えるところでさえ涙目というナントカの犬状態で故ヤスミン・アハマド監督の不朽の名作の滋味を…

ドッグマン

劇場にて。「ゴモラ」のマッテオ・ガローネ監督作とあれば期待しないわけにはいかないしポスター柄からしてやばい予感満載だし、例によって前知識なく見ましたがそれも良かった。しびれました。冒頭の獰猛そうなわんこのシーンからもうずっといつなんどき何…

イソップの思うツボ

先日劇場にて。 このブログは基本的に面白かった(あくまで自分基準)作品中心なのでちょっとためらいもありつつ書いちゃうと前作カメ止めが超面白すぎたせいもあってかだいぶフツーであらこれでおしまいですかみたいな感じでした面白かった方にはごめんなさ…

ロケットマン

劇場にて。エルトン・ジョン自身が制作総指揮をつとめた自伝映画。主演のタロン・エガートン(エジャートン)の歌唱による耳なじみのある歌の数々がストーリーとマッチして、これほどの孤独の中を生きてきたのかと初めて知ることばかりでした。しっかし「ボ…

感染家族

先日劇場にて。前知識も、さしたる大きな期待もなく見た(すみません)せいか面白くてちょっとした掘り出し物でした。ん?この理屈でいいの?的な行き当たりばったり感もあるんですがだったらそもそもゾンビ映画であることからして理づめで語れるものでもな…

存在のない子供たち

劇場にて。極貧地域に住む12歳(くらい)の少年ゼインが、「自分を産んだこと」を罪状として両親を訴える。なぜそんなことができたのか、何があったのか。その経緯を克明につづりながら中東の最底辺の人々のリアルをつきつけてくる話題作。これが子役だった…

守護教師

劇場にて。このところの蒸し暑さとかなんやらかんやら気のめいることどもを我らがマブリーの鉄拳で吹き飛ばしてもらおうと大いに期待しておりましたら、思いのほかエグい物語でスカッと爽快とまではいかず、、とはいえしっかりと鉄拳充&マブ充できました。…

KESARI ケサリ 21人の勇者たち

劇場にて。自分が勝手に副題をつけるなら「サラガリ砦の21人」がいいかな。というのはさておき、英領インド時代の1897年に1万の敵軍に囲まれた辺境の砦を死守すべくわずか21人のシク教徒の部隊が戦った史実をふまえた、シク教徒の教義や立場などざっくりお…

世界の涯ての鼓動

昨日劇場にて。ノルマンディの小さなホテルで、生物数学者のダニーと諜報員のジェームズが出会い、恋に落ちる。だが数日後にダニーは深海の調査へ、男は潜入の任務でソマリアへ。ソマリアでテロリストの拷問を受けたジェームズはダニーにもう一度会いたい一…

ピータールー マンチェスターの悲劇

劇場にて。ナポレオン戦争終結から数年後の1819年、特権階級が支配するイングランドで失業と食糧難にあえぐ庶民を中心に民主化の機運が高まる中、改革派議員の演説を聞くためマンチェスターのセント・ピーターズ広場に集まった何万もの市民を警察と軍隊が弾…

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「結果は出るもの。出る前から結果を狙ってやってもエネルギーにならない。ただ一生懸命やって、後から結果が出る」「理屈は後付け。でも理屈は大事。きちんとやれば理屈どおりになる」「合気上げは親指を締める。合気下げ…

ガーンジー島の読書会の秘密

試写にて。第二次大戦終結後、イギリスで唯一ナチスドイツの占領下にあったガーンジー島へ戦時中から続くある読書サークルの取材に訪れた本土の女性作家が、島民が語ろうとしない苦難の歴史をひもといていく、本がつなぐ友情と愛情の物語。ガーンジー島は当…

よこがお

先日劇場にて。自分としては前作の「淵に立つ」がものすごくゾワッとくる、ものすごく後をひく作品だったせいか、今回はそこまではいかなかったかなというのが正直な感想。とはいえ十分に苦々しく痛々しく、脆さとタフさの拮抗がスリリングでした。ラストを…

ワイルド・スピード スーパーコンボ

昨日劇場にて。これってワイスピなの?あ、スピンオフか?まあいっかこの際何がどうでもこんだけ面白いんだし!!ってなむちゃくちゃさ満載のバディ・エンタメ。ゲスト出演のヘレン・ミレン様とライアン・レイノルズも最高。 公式サイトはこちら。

荒野の誓い

先日試写にて。インディアンとの殺戮の応酬が収束した19世紀終盤のアメリカ西部で、インディアン嫌いの大尉がシャイアン族の族長とその家族を故郷の居留地へ送り届ける命令を受ける。嫌々ながらも隊列を組んで出発した隊長は、コマンチ族の襲撃をはじめ何度…

僕のワンダフル・ジャーニー

先日試写にて。前作は見そびれてましたが本作は続編ながら前作からの大まかな流れがわかる親切な作り。愛する飼い主を守るため輪廻転成する犬が主人公の笑いと涙の魅力的な物語。個人的にはネコ派なんですけどそれでもグッとくるものがあり、犬派の人、特に…

アルキメデスの大戦

昨日劇場にて。戦艦大和の撃沈という圧巻のオープニング、そこから時間をさかのぼってその巨大戦艦が造られるに至るニッポン的宿痾のありようを見せつけてくる戦争前夜の物語。人間はウソをつくが数字はウソをつかない、という意味において数学は本当に美し…