2016-01-01から1年間の記事一覧

大つごもり

一年の過ぎるののなんと早いこと(遠い目)。この辺境かつ偏狭なるブログを見にきてくださった方々にお礼申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。良きことの多い、平安な年となりますように。

極私的マイベスト2016

今年もたくさん映画を見てたくさん大好きな作品と出会うことができました。例によって見そこねているものも多々&好みの偏向ありですが、今年初見のものから勝手にマイベストを選びました。ベストオブベスト ・ シン・ゴジラ続くマイベスト(順不同、見た順…

健忘村

C小姐情報です(多謝!) 台湾映画史上最高の製作費をかけたお正月映画だという表題作の開幕イベントが27日に行われました。関連記事はこちらとか。監督は陳玉勳。主演は舒淇、王千源、張孝全、楊祐寧と超楽しみな顔ぶれ。また、おなじみの林美秀姐さんも出…

Thrilla in Manila

こと中文タイトル「馬尼拉之戦」または「拳王阿里」。1975年の伝説的なモハメド・アリ対ジョー・フレイジャーの死闘(通称スリラー・イン・マニラ)を描く李安監督の新作で、こちらの記事によれば来年下半期にクランクイン。まだいろいろと先の話ですが、ほ…

星戦外伝中国演員不醤油 姜文甄子丹組CP

と題する中華な記事がこちらに。「ローグ・ワン」の中国俳優は「不醤油」、この不醤油っていろんなニュアンスで使われてるようですが、ここでは“通りすがり”ではない、つまりちゃんとした役だということ。女優でいえば、花瓶ではない。ほんとそれ大事なポイ…

西游記:女児国

こちらの中華な記事で“「西游記之孫悟空三打白骨精」(邦題:西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人)がアカデミー賞の審査対象作品にエントリー”とあるのにちょっと驚いて裏付けになる記事を探してみました。これかなと…。この336本の映画の中から最終的にノミネート作…

人魚姫

こと原題「美人魚」。周星馳監督の大ヒット作がニッポンでもめでたく1月7日から公開。一足お先に見せていただいたんですが……すっっごい面白いですよ! さすが星爺、冴えまくっています。で、ねたばれにならない部分でツボに入ったところを1つだけ書くと、…

専訪梁朝偉王家衛

大陸で公開の始まった「擺渡人」、なんか評判いいみたいですね。う〜見たい〜。こちらに表題のインタビュー記事が。とりいそぎリンクまで。

決戰食神

D先生情報です(多謝!) 国際グルメバトルを描く、2017年旧正月(1月28日)公開予定のお正月映画。監督は葉偉民で、謝霆鋒、チョン・ヨンファ、唐嫣、白冰が主演のほか葛優が友情出演、黄秋生が特別出演(どういう特別なんでしょう。ハッ、もしや八仙…ウ…

春嬌救志明

こちらの記事によれば、彭浩翔監督、楊千嬅×余文樂コンビによる人気シリーズ(?)第3作めがクランクアップ。共演は秦沛、蒋夢婕ほか。どんな話になるのかは「お楽しみに」ということで明かされていないようですが、もしかするとタイトルの「救」がポイント…

擺渡人

12月23日に中国で公開が始まる王家衛監製、張嘉佳監督によるラブコメディ。クリスマス映画というかカテゴリー的にはお正月映画ですね。主演は梁朝偉、金城武、陳奕迅、楊穎(Angelababy)、張榕容、杜鵑、熊黛林、李璨琛らのほか李宇春が友情出演、鹿羗が特…

LA LA LAND 

試写にて鑑賞。最高という評判しか聞こえてこないので、期待マックスでしたが。。やられました。冒頭から最後まで数々のワンカットでのミュージカルシーンに驚くやら見とれるやら。エンディングでどかーんととどめをさされて、思い出すだけで泣きそう。日本…

稽古

合気クラス&武器法クラス@I道場。しーふーいわく「姿勢を良く。縦がぴんと伸びてないと横に広がりができない」「まず理解する。それができたら頭で動くな。心で動け。魂で動け」「一生懸命一生懸命一生懸命やったら、その一生懸命を捨てて流れに任せるこ…

第67回ベルリン国際映画祭

2017年2月9〜19日に開催。こちらの中華な記事で知りましたが、コンペに参加するまずは10本が発表になりました。(記事中の写真のキモノ(?)をまとったペネロペ・クロスが超綺麗〜。こちらはコンペでなくBerlinale Specialでかかる「La Reina de España (Th…

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

劇場にて鑑賞。 いやー面白かった! けっこう切ないものもあって。 フェリシティ・ジョーンズは「インフェルノ」の十倍良かったな。 余談ですが姜文が姜文だよね?なにげに姜武だったりして?てくらい似てました。 公式サイトはこちら。

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「頭で分かっただけでは現象に出ない。自覚したら行動する。自分の欠点は行動を通じてしか直せない」「武道団体でも宗教団体でも、1つの色があってそこの人たちがおんなじ顔をしているところは僕は苦手。いろんな顔の人…

マダム・フローレンス! 夢見るふたり

劇場にて鑑賞。音痴なソプラノを聴くのはきついかもという気がしてフランスで作られたバージョン(公式サイト)のほうは結局見ていないんですが(音程はずしまくりの歌や演奏を聴くのってつらくないですか?)、なんだか評判良いので見に行った本作は、もは…

王凱

新浪娯楽の人物志、今回は目下絶賛売れっ子中の王凱。自分も「琅琊榜」でがぜん気になりはじめたものですから、備忘録がわりにとりいそぎリンクまで。

鉄道飛虎

12月23日に内地で公開となる成龍主演の最新作。関連記事と新たに発表された“狂歓”版予告編がこちらに。監督は丁晟、共演に黄子韜、王凱、桑平、呉永倫。ゲスト出演で王大陸。ニッポンから池内博之も悪役(たぶん)で参加。成龍と丁晟監督は相性がいいようで…

聖の青春

先日劇場にて鑑賞。将棋については昔やったことがある程度のドしろーとで主人公の村山聖という人についても実は今回初めて知ったのですが、病をかかえ命を削りながら勝負を続けた闘志と覚悟のありように、凡人の感覚ではもっとああしておけば的な口惜しさも…

エリザのために

試写にて鑑賞。高校生の愛娘が白昼路上で暴行を受けたショックでイギリス留学のかかった卒業試験で実力を出し切れないことを心配した父親が、コネを駆使して試験委員長の密約をとりつけるが……。チャウシェスク政権崩壊後、新しく生まれ変わるはずが汚職と不…

時代劇は死なず ちゃんばら美学考

劇場にて鑑賞。スバル座の上映前アナウンスのタイムスリップ感そのままに往年の時代劇のちゃんばらシーンにほれぼれ、しみじみ。アクション映画大好きなのにニッポンのちゃんばらモノについてはてんで門外漢で、へっぽこながら居合など習うようになってから…

長城

張藝謀監督の最新作。本日北京にてプレミアが行われ監督およびマット・デイモン、ウィレム・レフォー、景甜、劉徳華、鹿羗らそうそうたる主演陣が登壇。こちらの記事の彭于晏と張涵予のツーショは「メコン大作戦」を見ている人には萌え度倍増かと。。 中国で…

范偉

「ミスター・ノー・プロブレム(不成問題的問題)」により先の金馬奨で最優秀主演男優賞を受賞したタイミングで新浪娯楽の「人物志」に登場してました(こちら)。備忘録がわりにとりいそぎリンクまで。

トッド・ソロンズの子犬物語

先日試写にて鑑賞。一匹のダックスフントをめぐる何人かの飼い主のエピソードをつないだ、シニカルな笑いと笑うに笑えないブラックさが交錯し時にショッキングなシーンもあったりしてある意味見る者を試しているような、人生哀歌であり人生応援歌でもある独…

ミューズ・アカデミー

昨日試写にて鑑賞。ミューズ・アカデミーとはバルセロナ大学で教鞭をとるイタリア人教授が開講した講座名。文学や絵画など芸術における創作者にとっての原動力たるミューズ(女神)について教授が持論を展開しそれに対し女子生徒たちが口ぐちに反論や疑問や…

シークレット・オブ・モンスター

昨日劇場にて鑑賞。第一次大戦終結後のフランスを舞台に、上流家庭の強圧的な両親のもと、美少年の孤独と怒りが次第に周囲の大人の予期せぬ方向へと暴走を始め…。いくつものナゾが仕掛けられ必ずしもその答えが明かされるわけではないシュールさとスリルと予…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「身体は今ここにある物理的なものだけど、意識はもっと先まで行ける。自分を信じて、未来に意識を向けて」「必要があって形ができる。縦円と横円のバランスがとれることで球体になる」「できたことがあるならまたできる…

MERU/メルー

先日試写にて鑑賞。公式サイトからの引用になりますが「ヒマラヤ山脈、メルー中央峰にそびえる“シャークスフィン”のダイレクトルートは、クライマーにとって究極の勲章となり得る難攻不落の岩壁」、そのメルー峰の登頂をあと少しのところで果たせなかった3…

マンダレーへの道

先日FILMeXにて鑑賞。ミャンマー華僑で16歳のとき台湾に移民したミディ・Z(趙紱胤)監督による長編第4作目。中文の原題が「再見瓦城(瓦城=Mandalay)(さらばマンダレー)」で英文の原題が「The Road to Mandalay(マンダレーへの道)」というのが自分…