2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら歌舞伎町

試写にて鑑賞。 公式サイトなどで染谷将太&前田敦子がメインの話と思ってたら必ずしもそういうわけではなく(メインにはちがいないけれど)歌舞伎町のラブホを舞台にある晩を境にいろんな変化が起こる何組もの男女を描く群像劇でした。最初のほう、染谷将太…

オプーのうた〜『大地のうた』その後

TIFFにて鑑賞。 サタジット・レイ監督の「大地のうた」で少年オプーを演じた往年の名子役シュビル・バナージの“その後”をたどったドキュメンタリー風ドラマ。「大地のうた」三部作は若いころ(爆)に見て今となっては恥ずかしながら記憶もおぼろ、シュビル・…

マルセイユ・コネクション

TIFFにて鑑賞。マルセイユ版「無間道」ともいうべき(臥底ものという意味ではなくテーマやモチーフ的に)実話ベースのノワール映画。映画祭参加作品というより一般公開作品を見に来たような安心感(!?)と緊張感でもってガチな演出とクオリティを堪能し…

100 Most Beautiful Women In The World 2014

Mode Lifestyle Magazineが選ぶ「世界で最も美しい女性100人 2014」の第2位にクララ・リーが選ばれた、という記事がこちらに。なるほど綺麗…でも誰なのか知らなかったので^^;検索してみましたらこちらの動画の人でした。なるほど。。 ベスト100はこちら。ア…

北北東

TIFFにて鑑賞。文革が終結してまもない1972年、中国東北部の村で婦女暴行事件が連続して起こり、にわか仕込みの警察隊と村一番のインテリおばあさんが犯人逮捕のために知恵をしぼるが、なかなか犯人はしっぽをつかませず…。映画美術出身の張秉堅監督は陳…

共犯

昨日TIFFにて鑑賞。ある女子高生の死をめぐるサスペンスフルな心理劇。今いち…的なコメントを小耳にはさんでいて期待値がそれほどでもなかったせいか、予想以上に(?)見ごたえがありました。ただちょっとウェルメイドすぎるというかつじつまが合いすぎ…

柔らかいステップ

TIFFにて鑑賞。1972年のミャンマー(ビルマ)映画という非常に貴重な1本。映画祭でないとなかなか見られない映画を見られるのが映画祭のいいところ(あたりまえ?)。ラブストーリーに託して芸術論を展開する感じの物語やもしかすると当時としては実験…

昔のはじまり

TIFFにて鑑賞。マルコス政権の恐怖政治の足音がひたひたと聞こえてきた70年代前半のフィリピンのとある貧しい村を舞台にした重厚な338分の大作を、監督の意向で一気上映。(「俺の映画は途中の10分くらい見なくても大丈夫」と監督がおっしゃったそうでw)…

先生の日記

TIFF初日、1本めの観賞作品。 水上生活者の子供のための小学校に相前後して赴任した2人の教師と生徒たちの物語。29日にも上映があるので詳しく書かないでおきますが、心あたたまる良作でした。監督のニティワット・タラートンは名作「フェーンチャン …

一個人的武林

めっちゃ楽しみな陳徳森監督の新作。出演は甄子丹、王宝强、樊少皇、釈延能ほか。こちらの記事はテディさんのめずらしいアクションポーズの写真付きです。で、今月末から公開ということは、個人的に11月下旬ごろ台湾へ遊びに行く予定なのでうまくすれば現地…

深夜前的五分钟

こと原題「真夜中の五分前」(監督:行定勲 主演:三浦春馬、劉詩詩、張孝全)。こちらの記事によると昨日北京プレミアが行われ三浦春馬と劉詩詩が出席。視頻を見るかぎり春馬クンの北京語がとてもきれいです。映画は中国で10月23日に公開だそうで、12月27日…

命中註定

こちらの記事によれば、馮小剛製作・張皓監督の新作にて湯唯と廖凡が初共演することが発表されました。マリサ・トメイとロバート・ダウニー・Jr.共演のラブコメディ「オンリー・ユー」のリメイクだそう。 こちらの記事では先日国一番のおえらいさんとの座談…

みんなのアムステルダム国立美術館へ

昨日試写にて鑑賞。 改修のため04年から08年まで閉館の予定だったアムステルダム美術館が、結果的に再オープンまで10年もかかってしまったてんまつを追った(当初はそんなことになるとは思わず撮るうちにそうなっていたという)驚きと感動のドキュメンタリー…

R ラージクマール

東京では本日が閉幕のIFFJにて鑑賞。自分的スケジュールとしては最後の4本目。例によって前知識ほとんどなくチョイスした本作はこれまでの3本とだいぶテイストがちがってずっこけるようなギャグが満載でストーリー的にもカオスな感じが中華圏でいうとちょ…

マドラス・カフェ

IFFJにて鑑賞。 ハードでリアルでいろいろ勉強になってずしりと重く時に「アルゴ」や「ゼロ・ダーク・サーティ」をほうふつさせるクライム・サスペンス。4本見る予定の3本目ですがこれまで見た3本がほとんど予習なしだったのにハズレがなく、この映画祭の…

若さは向こう見ず

IFFJにて鑑賞。マイ女神ディーピカー・パードゥコーンと“バルフィ”ランビール・カプール主演というだけで即決、例によってほとんど前知識なく見たんですが、これまた当たりでした。学生時代を謳歌したチャラ男2人とチャラ子にひょんなことから仲間に加わっ…

無知の知

試写にて鑑賞。 先日見た「フタバから遠く離れて 第二部」や、もっと前に見た「100000年後の安全」や「プリピャチ」や、原発関係のドキュメンタリーはそれなりの数を見ていて、いずれも作り手や登場人物の信念、危機感、あるいは怒りや迷いがごく身近なもの…

我是女王

伊能静の初監督兼出演作。人気女優が傷ついて後にまた自分を取り戻す“励志故事”だそうで、こちらの記事によれば主演のソン・へギョと竇驍のベッドシーンもあり。出演は他に陳喬恩、鄔君梅、鄭元暢らとすこぶる豪華です(ダーリンの秦昊は出てないのかな)。…

ラーンジャナー

IFFJにて鑑賞。全部で4本見る予定の1本目。よさげだという話を小耳にはさんで全然前知識なしの観賞でしたが、いや〜良かった。前半、能天気な痛男クンの片思いコメディみたいなノリだったのが途中からどんどん重苦しくなっていきまさかのエンディングへ…人…

フタバから遠く離れて 第二部

昨日、試写にて鑑賞。 原発事故により町全体が避難した福島県双葉郡双葉町の人々の様子を追った第一部の続編。先の見通しが立たないまま避難生活が長引くにつれ、町長が解任決議を受けたり、避難者同士の格差に不満が生じたり、時間がたてばたつほどさまざま…

天空からの招待状

こと原題「看見台湾」。試写にて鑑賞。オリジナルは呉念眞のナレーションだそうできっとあの親しみやすい語り口で台湾の観客のハートにぐぐぐいっとキたことだろうなと(そちらもいずれ見てみたい)思われますが日本公開版の西島秀俊ナレーションも味わいが…

呉京

詳細は不明ですが、両脚の手術を行ったもようです。関連記事はこちらとか。仕事柄、あちこち痛めてたんでしょうか。。

馬々と人間たち

試写にて鑑賞。去年の東京国際映画祭コンペ部門で最優秀監督賞をとった作品で、公開が決まったおかげでほぼ1年たってから見ることができたわけですが、「いつの時代の話だ?」と目がテンになるようなエピソード(馬があっけなく殺されてしまったり、人があ…

郭富城

こちらの記事によれば、昨日香港で出身小学校の60周年慈善パーティに出席したさい、「占中」について「心が痛む。香港の平安を希望するとしか言えない」とコメントしました。内地の媒体からもいっぱいマイクが差し出されている中ではそれがせいいっぱいかな…

夜鶯

アカデミー賞外国語映画賞に中国からエントリーする作品として表題作が決まったもよう(まだ正式発表ではないようです)という記事がこちらに。フランスのPhilippe Muyl監督による仏中合作映画で、出演は李保田、秦昊、李小冉ほか。英語タイトルは「The Nigh…

悪童日記

劇場にて鑑賞。 原作およびその続編を久しぶりに読み直したりして楽しみに待っていた1本。同名の原作のドライで鋭利で残酷で、それなのに、というかそのせいかかえって笑えない局面で奇妙なおかしみが影のようによぎっていく独特の緊張感が、深く寡黙な瞳の…

ニューヨークの巴里夫(パリジャン)

試写にて鑑賞。「スパニッシュ・アパートメント」(01)「ロシアン・ドールズ」(05)に続く“グザヴィエ”三部作の完結編。といっても前2作を見ていないものですからそのへん脳内補完しながらの観賞でしたが、善良でそこそこハンサムでちょっとだめんず入っ…

孫紅雷、成婚

こちらの記事によれば昨日パリで婚礼をとりおこなったそうです。お嫁さんは29歳、声楽家だそう。めでたしめでたし。

金馬奨

ノミネートが発表されました。こちら。自分としてはまだ見てない作品がけっこうあるので今いち予想はつけられませんが今回は久かたぶりに現地行きを期してとりあえず飛行機のチケットはおさえてみました。