2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルー・ジャスミン

昨日劇場にて鑑賞。 セレブから無一文に転落した美貌のヒロインをめぐる、滑稽さと痛ましさがせめぎあう悲喜劇。喜劇といってはヒロインが気の毒すぎるのだけれど、ウディ・アレン流の皮肉まじりの巧みな軽やかさによって泥沼な話が第一級の娯楽作品になって…

ジプシー・フラメンコ

昨日試写にて鑑賞。 カルメン・アマジャという伝説的な踊り手の生誕100年記念ドキュメンタリー。フラメンコに関する知識はごく一般的なものしか持ち合わせずカルメン・アマジャの名も初めて知ったどしろーとでありますが、歌と手拍子とギターと踊りが〝そう…

太秦ライムライト

試写にて鑑賞。 時代劇を中心に斬られ役を演じて55年、殺陣のベテランである福本清三初の主演、そしてまたヒロイン役山本千尋が世界ジュニア武術選手権金メダリストということで、以前某国営放送で関連番組を見てからずっと気になっていた映画。タイトルから…

ある過去の行方

劇場にて鑑賞。「彼女が消えた浜辺」も「別離」もみごとでしたがさらにその進化系と思える、登場人物たちが理性的であれ激情にかられてであれ自分の思いを言葉にすればするほどかえってコミュニケーションがとれなくなるもどかしさ、切なさ、先の読めなさは…

マダム・イン・ニューヨーク

試写にて鑑賞。 一定以上の階層なら英語ができてあたりまえ(なのかな、たぶん)なインドで、良き妻であり良き母でありながら英語が苦手なのをエリートの夫や優等生の娘にしばしば見下され卑屈になっているヒロインが、家族と離れて数週間アメリカで過ごすこ…

惜別の35ミリフィルム

お知らせをいただきました(^^) オーディトリウム渋谷さんにて表題の特集上映が昨日から始まってます。そそられるプログラムだな〜。

行動代號:孫中山

C小姐情報です(多謝!) 「藍色大門」の易智言監督の新作映画で今年7月に台湾で公開予定の青春コメディ。キャストは12歳から18歳までの全員しろうとで、「藍色大門」で陳柏霖が演じ本編ではカットになってしまったシーンへのオマージュ(というか再利用と…

影なきリベンジャー

こと原題「C+偵探」。先日劇場にて鑑賞。今さらの初見でしたが、ちゃんと面白くてエグさも想定の範囲内(自分基準です)で、アーロンの映画ってすべてとはいえないまでもかなり見てるし「風雲」とか「父子」とかいろいろ印象的だったけどなぜか今回のが断然…

ペ・ドゥナ

こちらの記事によれば、ジム・スタージェスと恋人関係にあることを認めました。きっかけは「クラウド アトラス」での共演だそうで、かっこいいカップルですね。

一歩之遥

D先生情報です(多謝!) 国際版トレーラーがこちらに。おおお面白そう! 英語タイトルは「Gone with the Bullets」…「弾と共に去りぬ」ですかね邦題は(違)

ベトナム版「還珠格格」

こちらの中華なニュースで知りましたが、えらく話題(炎上?)になっているようです。こちらを見ると原作者である瓊瑤女士に無断で撮ったものらしい…。

浮城

試写にて鑑賞。 水上生活者の養子として育てられたハーフの男児が「自分は何者なのか」とたえず自問しながら下層階級からエリートへの道を歩んでいく半生を描いた厳浩監督7年ぶりの監督作。10代から50代までを演じた郭富城をはじめメインキャストの特大級の…

太平輪

呉宇森監督の新作。カンヌで監督および章子怡、金城武、ソン・へギョ、黄暁明、佟大為、長澤まさみら豪華主演陣が勢ぞろいしました。関連記事はこちらとか。ニッポンではいつ見られるのかな…。

私の、息子

昨日、試写にて鑑賞。 息子を溺愛するセレブ母と、母の過干渉を嫌悪しながらも自立できない息子。ある日、息子が車で死傷事故を起こしてしまい、その罪を少しでも軽減すべく母が怒涛の行動力を発揮、息子はますます殻に閉じこもっていく…。ドキュメンタリー…

台片英文片名 好像玩猜謎

カンヌ映画祭が開催中ですね。それに関連する小ネタですが、Screen International誌カンヌ特集号で紹介されている新作台湾映画の英語タイトルが、内容紹介を読まないと謎解きみたいだという記事がこちらに。例として「 Appeal(中文タイトル:寒蟬)」「Para…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「達人になるのは楽観的な人。ただ楽しむだけじゃなく、目標を持って楽しめる人」「育てることは喜びであるはず。人を育てることも自分を育てることも」「いいことがあっても悪いことがあってもそこにとどまるな。この世…

SPL2

D先生から送付してもらったポスターです(多謝!) トニー・ジャーvs呉京の顔合わせが楽しみすぎて待ちきれませんっ。願うらくはどにーさんもぜひぜひゲスト出演を!

POPS的遺傳基因

こと日本の番組タイトルは「POPSの遺伝子」。こちらの中華な記事を見てこちらで詳細確認。これは録画予約しなきゃ(^^)

李小康

こちらの記事によれば、蔡明亮の作品に出るため欧州へ到着したところで体調をくずし体にマヒが出て脳卒中かとあやぶまれたものの現地で針治療を受け現在は8割方よくなったとか。。気温5度の室内で玄奘を演じる舞台劇、ってモロに「行者」系列ですが、相変…

TVB東張西望 被指要求劉家輝強顏歡

D先生から教えてもらった記事です(多謝!)。うーん、これはひどいだろ。劉家輝師父の消息は大病をわずらってからこのかた金銭トラブルにまきこまれたりとか読むのがツラいものが多くて、ぜひまきかえしてほしいですっ。

いわきノート

試写にて鑑賞。 筑波大学創造的復興プロジェクトと映画配給・製作会社アップリンクの合作による、大震災・原発事故から2年半が経過したいわき市の人々に筑波大生の有志11人が取材・撮影を行ったドキュメンタリー。おそらくはインタビュアーたちが大学生であ…

アナと雪の女王

知人友人たちの評判がはんぱなく良いので、あまりにも今さらすぎますが昨日劇場にて鑑賞(2D字幕版)。いまだ場内満席も納得の出来ばえ、中でもドラマのキーとなる「真実の愛」の、それか!そこだったか!というところで大感動でした。これはやっぱり3D…

ハリウッドスターとダブルたち

中華な記事ですがこちらに。まあよく似た人が見つかるもんですねー。でもって微妙な似てなさ加減がまたなんともいえず。

台湾導演的大陸生存之道

と題した中華な記事がこちらに。徐峥監製・主演、莫文蔚共演、陳正道監督(「盛夏光年」「101次求婚」)の新作「催眠大師」が公開早々大ヒットを飛ばしているタイミングで出た記事のようです。そっかー陳正道監督は大陸で成功した台湾の監督の1人なんですね…

龍門客棧

14日に開幕するカンヌ映画祭のクラシックス部門でデジタル修復版が上映され、石雋先生が出席するようです。というこちらの記事を見たら久しぶりにまた見たくなりました。 ちなみに映画祭の関連ページはこちら。日本映画は今回「青春残酷物語」と「東京オリン…

屍憶

本日クランクインした台湾・日本合作映画。こちらの記事で初めて知りましたが、「リング」「呪怨」等のプロデューサー一瀬隆重氏と台湾芸術大学の新世代映画人が組んでのホラー映画で、〝冥婚〟とラブストーリーをからめて描くようです。主演は太保こと張嘉…

ザ・スパイ  シークレット・ライズ

うかつにもほとんどノーチェックだったんですが、面白かった!と知人が言ってたのでこれは見ねばと劇場にて鑑賞。 いやほんとすごい面白かった! ソル・ギョングとムン・ソリの最強名優コンビ(こちらを見ると彼らの共演は「オアシス」以来11年ぶりだそう。…