ディオールと私

先日、劇場にて鑑賞。
オートクチュールの世界とは無縁な自分ですがそれはそれとして、映画に映し出された新任デザイナー、ラフ・シモンズとこの道ナン十年という職人たちそれぞれの気概とプライドがわずか8週間しかないコレクションまでの時間の中で最初こそぎくしゃくしながらもぎりぎりのすりあわせを経て怒涛の一体感に昇華してゆき花で満たされたコレクション会場のその花の強い香りが(もちろん想像として)感じられる気さえしたスリリングで感動的なドキュメンタリー。とりわけラフ・シモンズの唯一無二のパートナー、ピーターのスマートで美しくハートフルな内助の功にうっとりしどおしでした。余談ですが去年の夏フランスに旅行したときたまたまエアフランスのストライキにぶつかって旅程がぐちゃぐちゃになり働かないとなったら何が何でも働かない人たちなのねんという印象があったもんで、劇中の休日返上&徹夜もいとわず働くスタッフたちの姿になにか後光が差しているような気がいたしました。。
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