カーター

Netflixにて。記憶を失った男が敵か味方かわからないさまざまな組織に追われつつパンデミックから人類を救うカギとなる少女を保護しようとする壮絶アクションスリラー。昨日から配信開始で、SNSにて絶賛の書き込みをみかけたので早速鑑賞。「悪女/SLASH」のチョン・ビョンギル監督が「悪女」を凌駕する驚異的カメラワークで見せる134分のノンストップアクションは、冒頭の大衆浴場シーンの裸だらけのびっくり大殺戮シーンを皮切りに全編これ見せ場につぐ見せ場で、本気のアクション映画を2〜3本一気見したくらいの爆盛りサービスにちょっとくらくらするほど。主演のチュウォンのことは実は初めて認識したんですが(ファンの方すみません)徹底的に鍛えまくったという肉体と動きの説得力がすごかった。

AKAI

オンライン試写にて。(「陳情令」と並行して映画もちょこまか見ています)

かつて浪速のロッキーと異名をとった元プロボクサー赤井英和の、世界をめざした無敵時代、からの選手生命どころか生命そのものの危機にみまわれ乗り越えた人生の大転換期までを中心に、息子である赤井英五郎監督が往時の貴重な映像に現在のインタビューをさしはさみながら今ではベテラン俳優として知る人の方が多い(かもしれない)赤井英和の人物像に肉薄したヒューマンドキュメンタリー。子が親を撮るというのは他人が撮るより有利(?)かなと勝手に思っていたんですがプレスを読むと監督は12歳のとき自ら志してアメリカへ留学して以来長くアメリカで学生生活を送り(しかも大学時代に映像制作を学んだほかボクシングも始め現在は映画人であるとともにプロボクサーのライセンスを持つという多才ぶりでびっくり)、離れて暮らしていたためかどこか親しき中にも礼儀あり的な距離感がいい感じに第三者的視点と信頼感を作品にもたらして胸アツ。

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陳情令

粛々と自宅療養につとめております。微熱やら喉の違和感やら咳やら、さいわい重症ではないですがそれなりに鬱陶しいものがあり、とはいえ時間はたっぷりあるので遅ればせながらブロマンス・ドラマの金字塔といわれる19年の大ヒット作「陳情令」全50話をあまぷらで見始めました。以前最初のほうだけ見ましたが途中でちょっと忙しくなりストップしていたので仕切り直し。前回フル鑑賞の「軍師連盟」86話に比べたら全然余裕で完走できる気がします。昨今、外界は猛暑続きとのことで、皆さま熱中症にもお気をつけくださいm(_ _)m

自宅療養

同居家族の感染が判明したため濃厚接触者となり、2日後に似たような症状が出ました😭😭   ツライほどではなく、風邪のような感じ、と思っていたらその後発熱orz  しかるべき公的機関に電話しても混んでてつながらず、ひとまずみなし感染で10日間、引きこもります。長いわー。。配信ドラマでもせっせと見るとします。こちらの更新もしばらくとどこおります。みなさまもお気をつけてm(_ _)m(というか十分気をつけていたつもりでしたが、やれやれです)

イ・オクソプ短編4本

JAIHOにて。「なまず」の日本公開(本日から)を記念してイ・オクソプ監督自身のセレクションによる4本の短編「四年生ボギョン」「監督!僕にもDVDをください!」「フライ・トゥ・ザ・スカイ」「ロミオ」が配信スタート。さすがニューウエーブの旗手と目されるだけあってインディーズ時代の代表作もオフビートでシュールな独特の魅力がはじけていて、とくに「フライ・トゥ・ザ・スカイ」のアイロニカルな面白さといったら。イ監督の先輩(らしいです)で、公私にわたるパートナーで、この4本でも主演をつとめるミューズであり、今や「モガディシュ」等ですっかり売れっ子の俳優にして製作・脚本・編集もこなすマルチ映画人ク・ギョファンの才能にもほれなおす、粒選りの悲喜劇ぞろい。トータルでも1時間15分足らずの見やすさなので、よろしければぜひ。

ミューズは溺れない

オンライン試写にて。海に近いどこかの街の高校美術部の部員で、父親の再婚や進学の迷いの中でその場その場をやりすごしながら揺れ動く朔子とそんな彼女を絵のモデルにと指名するクールな女子高生・西原のさぐりあうような距離感と緊張感を朔子の家族や部活仲間の関係性とからめて描く、ピュアで時にひりひりと時に突き抜けた青春映画。自分の居場所をつかみかねて静かにもがく主人公たちの若さと青さ、その年齢なりにいっぱいいっぱいなあやうさを、かつてそんな年代だったころは全然キラキラもモヤモヤもなく要するに何も考えずに過ごしていたオバちゃんは今の時代の思春期はこれが1つのリアルなのだなという新鮮な思いとともに胸のうちで見守り&応援モードに。メインの女子高生3人を演じた若い女優さんたちは自分はこれまで認識してなかった面々でしたがそれぞれすでにキャリアを重ねてきているようでみな印象的。今後も楽しみ。

9月30日から公開予定。公式サイトはこれからのようです。

 

クリーン ある殺し屋の献身

オンライン試写にて。エイドリアン・ブロディが製作・主演・脚本・音楽を手がけた、ゴミ収集業者としてひっそりと暮らす元殺し屋、通称〝クリーン〟があるきっかけで封印を解くハードバイオレンス。予定調和的部分と予想をかるく裏切る部分の塩梅とエイドリアン・ブロディの身体の鍛えっぷりにニヤリッとなる、いい意味でばりばりのオレ様映画。オスカー俳優を筆頭に演技派として定評があるスターはすでに十分えらいわけですがだったら次はガチ肉体系というのが昨今のハリウッド的流れと個人的には思っていてそしてそれは実に嬉しいことです。(もしかしてこれまでも彼が本気のアクションをやっていたなら主演作を飛び飛びにしか見ていないため認識してなくてすみません)

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