2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

27年前Beyond北京演唱会発生了什麽?

結成間もない1988年にBeyondが北京でコンサートを開いたときの珍道中(?)の様子と写真を載せたこちらの記事内容、以前どこかで出たことがあるのかどうか知らないんですが自分は初めて見ました。確かに貴重な写真の数々。当時のチケット代が3元、4元、5元、…

陳可辛

来年1月16日に公開予定の「最愛の子(親愛的)」が昨日閉幕した東京フィルメックスで観客賞を受賞。ちょうど香港で11月28日の誕生日を祝っていた監督にとって最高の誕生プレゼントになったようで何よりでした。来日中、ピーターさんは日本で最も敬愛する監督…

悲情城市

FILMeXにて観賞。何十年かぶりにスクリーンで見ることができ、覚えていたところも忘れていたところもあるんですがあらためて映画史に残る傑作。しかも今なお台湾映画界の最前線におられる侯孝賢監督がゲストで登壇、ほんとにありがたいことでございました。…

消失点

昨日FILMeXにて鑑賞。久しぶりに「わ、わからん!」な映画を見ました。さすがは天下のアピチャッポンを輩出したタイ映画界というべきでしょうか、土着というか独特な死生観をたたえた不穏さとおだやかさの同居するアート作品で、「???」と思いながらも見…

火鍋英雄

陳国富プロデュースによる楊慶監督の新作。主演は陳坤、白百何、秦昊、喻恩泰。こちらの記事によれば、昨日クランクインの記者会見が行われ、主演4人が登壇。劇中のセリフは重慶語が主となるようで、陳坤はもともと重慶の人なので問題ないのに対し、秦昊は…

飛霜

D先生情報です(多謝!) 目下撮影中の林嶺東監督の新作。主演は呉彦祖、張静初、張孝全、郭采潔ら。こちらの記事によれば17日に撮影現場がマスコミに開放され、彦祖が撮影に入ってそうそう鼻を折ったり、ガラスで手を切ったり、張孝全が高所からの飛び降り…

稽古

武器法クラス@I道場。しーふーいわく「居合は鞘のうち。抜いてから斬るのではなく、鞘の中でもう斬りが始まっている。距離を使え」「身体はぎゅっと集中して、意識は大きく遠くまで広げること。道場全体を斬るつもりで」「集中して集中して集中したら、そ…

第52回台湾金馬奨

本日が受賞式。見ている作品もあり見ていない作品もありで総評はできないですが今年は某作品がぶっちぎりの大勝かと勝手に思っていたので意外に分散したなという印象、でもそれも金馬奨らしいなという印象もまた。個人的には終身成就奨の李麗華女士の登壇が…

バーバリアンズ セルビアの若きまなざし

昨日試写にて鑑賞。コソボ紛争で混迷を深めたセルビアを舞台に荒れた生活を送る青年たちの閉塞感を生々しく描いた、33歳のイヴァン・イキッチ監督の初長編作品。家族にも友人にも気持ちを分かってもらえない主人公ルカの生きにくさ、ナイーブさ、居場所のな…

金馬終身成就奨得主李麗華抵台

C小姐情報です(多謝!) 来る21日に行われる台湾金馬奨授賞式で、終身成就賞を受賞する李麗華大姐御年91歳!が本日台湾に到着(現在はアメリカ在住)。当日は子役時代に「秦香蓮」(63)で彼女の息子役を演じた成龍がプレゼンターをつとめるそうです。うわ…

FOUJITA −フジタ―

劇場にて鑑賞。予告編は見てましたがこういう映画だったのかーというのは予想がつかず、パリが舞台の前半は若きフジタのいくつもの“ある日、ある時の情景”をパッチワークしたような、夢のような、ちょっと雲をつかむような印象。それが戦争が始まり日本に帰…

99分、世界美味めぐり

試写にて鑑賞。タイトルから、世界中の旨いものを求めて取材した映画かと思っていてそれはそのとおりではあるのだけれど、食事そのもの以上に「美食ブロガー」すなわち自腹(または親の金)で各国を食べ歩き批評を発信しているスーパー美食家たちの密着ドキ…

ヴィオレット ―ある作家の肖像―

試写にて鑑賞。 地元フランスでも忘れられた存在となっていたのがこの映画によって再び脚光を浴びたというフランスの女性作家ヴィオレット・ルデュック。私生児の出自、母との近親憎悪的関係、容貌コンプレックス、同性愛や結婚の失敗などに苦しみもがいた半…

稽古

昨日と本日の特別講習会@S県某宿泊施設。しーふーいわく「何においてもしつけは必要。守るべきは守り、その上で自由にやること」「身体と会話して。身体の声に耳をすませば身体が教えてくれる」「合気は高級武士の武道。老中が足軽に負けるわけにいかない…

図書館戦争 THE LAST MISSION

昨日劇場にて鑑賞。公開からだいぶ経ってましたがなんとか間に合ったというか特大画面でたんのうできました。アクションシーンがさすがのクオリティで、今回はどんぱちがけっこう多く、物語の状況としては違和感なしだけど個人的には岡田准一クンの肉弾戦を…

真珠のボタン

劇場にて鑑賞。チリのパトリシオ・グスマン監督監督による、今年のベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)受賞作であり山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀賞受賞作。長い海岸線を持つ細長い国チリで、スペインの植民地化時代と独裁者ピノチェトの時代と2度…

李安回台頒金馬俠女徐楓重出江湖

C小姐情報です(多謝!) 来る21日に行われる第52回金馬奨授賞式のプレゼンターが昨日発表されました。詳細はこちら。

ジョン・ウィック

昨日劇場にて鑑賞。引退していた元凄腕殺し屋が愛犬を殺されてブチ切れ、復讐の鬼と化す話。ヤバいやつしか出てこない状況設定の面白さとアクションに次ぐアクション、とりわけキアヌ・リーブスの体術の冴えに満足できる痛快なアクションコメディ(コメディ…

唐人街探案

陳思成監督のお正月映画。陳思成といったら個人的に真っ先に思い浮かぶ作品は「春風沈酔的夜晚(スプリング・フィーバー)」なんですが人気俳優にして監督さんでもあるんですねー。こちらの記事によれば、表題作の12月31日の公開に先駆けてMVが発表されま…

劇場版MOZU

劇場にて鑑賞。実はシリーズを通して見てきたわけではなくだいたいの前提が分かってるというレベルだったもので人間関係のよく分からないところは推測こみで脳内補完しながらの観賞でしたが、迫力あるアクションと贅沢なキャスト、けれんみたっぷりな演出、…

マイ・インターン

劇場にて鑑賞。 なんか評判いいみたいですね、と当初は人ごとみたいに思っててすみませんでしたというくらい楽しかった。古稀にして若手ばかりの職場で再就職を果たした主人公(ロバート・デ・ニーロ)のダンディで包容力のあることといったらほとんど惚れる…

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

副題の狂詩曲はラプソディとフリガナあり。試写にて鑑賞。 カンヌを打ちのめした傑作、というキャッチにいつわりなし。主役の犬がパルムドッグを受賞したのも大納得。昨日に続きすごい映画を見てしまいました。物語は愛犬と引き離された少女と捨てられてしま…

名もなき塀の中の王

劇場にて鑑賞。未成年(19歳)ながら危険人物すぎて成人用の刑務所に収監された主人公エリックと、彼が小さいころからムショ入りして久しぶりの再会を果たした父親、彼らを取り巻くムショ仲間や看守たちの不信や挑発や寛容や殺意。とめどない暴力と、誰が本…

ジャイ・ホー〜A.R.ラフマーンの音世界

ちょいと日が経ってしまいました。先日TIFFにて鑑賞。かつて「ムトゥ 踊るマハラジャ」であっと驚く豊饒なる映像と音楽の洪水に脳天しびれて一気にインド映画好きになった人は多いと思うんですが、でもって自分もそうなんですがそのわりに相変わらずインド映…

ポーランド映画祭2015

アップが遅くなりましたが、お知らせをいただいていた、今回で4回目となる表題の映画祭のご案内です。日本未公開作6本を含む全20本を上映。監修はイエジー・スコリモフスキ監督。いろいろと魅力的な映画祭が続いて右往左往であります…。公式サイトはこちら…

稽古

昨日の武器クラス@I道場。しーふーいわく「遠くを見ると近くが見える。力を抜くと力が出る」「正しいことっていうのは流派だのなんだのを全部とっぱらったところに残る芯のようなもの」「ちゃんと鍛えた日本刀はものすごく斬れるよ。そういう刀でちょっと…

中国インディペンデント映画祭2015

すでにご存じの方も多いかと思いますが、ラインナップ出ましたね(^^)。こちら。スケジュールはこれから。作品チェックなどしながら待ちたいと思います。今年で5回目。ゆっくりと着実に根付いた感があります。 本日の記事とは関係ないですが、先日閉幕したTI…