2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「頭は使わなきゃならない。でも頭を使ってばかりじゃいけない。行動しないと」「力のある人しか勝てないのではつまらないでしょ。力がなくても年寄りでもなんとかできるのが武道。だから面白い」「いろいろ悩め。悩むのは…

旅のおわり世界のはじまり

昨日劇場にて。前田敦子は不思議な役者。最大限褒めるなら天性の役者。そんな印象を新たにした、思いがけず余韻は「サウンド・オブ・ミュージック」だったドキュメンタリータッチでパーソナルな風合いの「気づき」の映画。異文化への興味やリスペクトを持つ…

ザ・ファブル

劇場にて。すんごい面白かった。原作は未読ですが原作がさだめし面白いのでしょうね。そしてなんといっても岡田准一の「こういう岡田准一が見たかった!」な最強ぶりと笑いの相性の良さ! あざやかな壁登り、あれももちろん自分でやってるんですよね?? ア…

稽古

武器法クラス@I道場。しーふーいわく「沈みは、軸を地面に垂直に。軸がぶれたら沈んでもなんにもならない」「剣なら剣、杖なら杖に力を通せ。自分も一緒になって動くな」「合気道は古神道の影響があり、本来、みんなが良くなって、猫も犬も良くなって、水や…

パピヨン

劇場にて、本日初日。同名の経典的名作は昔見ているはずなんですがスティーブ・マックイーンがとにかくカッコよかったなという印象は強いもののいろいろ記憶が飛んでいて、今回思いがけず容赦なくヘビーな作りに居ずまいをただす思い。「上級国民」が支配す…

メン・イン・ブラック インターナショナル

劇場にて。このところイマイチ時間的にも気持ち的にも余裕がなくその合間を縫って見る映画となるとついつい重たいものは避けがちで、そんなタイミングにMIBの公開はありがたし。クリヘムとリーアム・ニーソンは超かっこいいし、テッサ・トンプソンとエマ・ト…

東南アジア映画の巨匠たち/響きあうアジア2019

告知&宣伝です。表題の東南アジア映画特集上映および関連シンポジウム等イベントが7月3日〜10日に行われます。詳細はこちら。 また、その特集上映の公式カタログも兼ねる書籍「躍動する東南アジア映画〜多文化・越境・連帯〜」が同じタイミングで刊行予定。…

スノー・ロワイヤル

劇場にて。雪深い町に住み長年にわたる除雪のプロとして模範市民の表彰を受けた男が息子を殺害されたことから復讐の鬼に。。と書くとちょっとジョン・ウィック的な方向性をイメージするかもですがかなりちがった。殺伐とした話なのに何度も噴き出してしまう…

パドマーワト 女神の誕生

劇場にて。評判は聞き及んでおり劇場公開を心待ちにしていましたが物語についてはほぼほぼ前知識なく見たので終盤はあああああこういう話だったのかーーーとけっこう動揺した、誇りと愛と義と妄執の物語。古い絵巻物のような赤茶けた基調色がすばらしく品が…

海獣の子供

劇場にて。原作漫画は未読でしたが予告編でビジュアルに目をうばわれ初日に足を運びました。夏休み映画にはちょっと早いけれど夏にぴったりの少女の成長物語であり神秘的あるいはスピリチュアル的に五感にひびく「生命」の映画。先だっては怪獣映画に泣かさ…

アメリカン・アニマルズ

昨日劇場にて。公開が始まってからだいぶ経ちますがやっとこさ見られました。2004年にケンタッキー州の大学図書館で時価1200万ドルの価値がある稀覯本が学生強盗団に盗まれた事件のてんまつを「真実に基づく、ではなく真実である」と映画の冒頭で言明し、平…

僕はイエス様が嫌い

劇場にて。ふだん2時間半とか3時間超えの大作を見慣れているからか、逆にこの78分の小品の行間の広がりのゆたかさに何かこう知る人ぞ知る料理人の滋味あふれるひと皿をいただいたような一期一会感をおぼえるボーイ・ミーツ・キリスト映画。珠玉の名品。 余…

工作 

サブタイトルは「黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」。試写にて。 北朝鮮の核開発の実態をさぐるべく92年から97年にかけて事業家として北朝鮮に潜入した実在の韓国人工作員をモデルに撮った「群盗」のユン・ジョンビン監督作品。フィクション仕立…

シークレット・スーパースター

試写にて。パワハラとモラハラで一家を支配する父親にバレないよう顔を隠して動画投稿サイトデビューしたヒロインが、女性問題で炎上中の音楽プロデューサーの目にとまり。。アーミル・カーン&ザイラー・ワシームの「ダンガル」父娘ペアが再びタッグを組ん…

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

劇場にて。昨日からの公開なので詳しくは書きませんが、怪獣たちの覚醒そして激闘に血圧もテンションもアガるアガる。ゴジラのテーマやモスラのテーマをはじめあふれんばかりのオマージュをこれがハリウッド映画であることが不思議なくらいの懐かしさととも…