2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

The Top 12 Female Revenge Movies

TIME誌が選ぶ「女性復仇片TOP12」にアジアからは「親切なクムジャさん」と「ハウスメイド」がランクイン。例によって中華な記事で見たのでほかの作品も気になって本家本元の記事も探しました。こちら。 では、もし男のリベンジ映画を選ぶとしたら…うーん…

大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院

昨日試写にて鑑賞。 最近見た「イーダ」をはじめ、修道院が直接的もしくは間接的に描かれた映画はそれなりに見ているように思うのですが、その禁欲的な生活と深い信仰のありように、たまさかハッとするほどのシンパシーを感じたりもするものの基本的には遠い…

EUフィルムデーズ 2014

お知らせをいただきました! 今年で12回目となる表題の映画祭が東京では5月30日〜6月22日に開催されます。詳しくはこちら。そういえばイタリア映画祭が今日からだったと突然思い出しました…こちらも気になる作品がいくつかあるんですが、GWは遊びほーけ…

めぐり逢わせのお弁当

こと英語の原題「The Lunchbox」。今月初めに香港へ行ったときちょうど劇場公開中で友人にもおすすめされていたんですが時間がうまく合わず見られなかった映画。幸いにも日本公開に先立ち試写にて見せていただきました。ちなみに香港公開題の「美味情書」て…

イーダ

試写にて鑑賞。 1962年のポーランドを舞台に、戦争孤児として修道院で育った18歳のアンナ(=イーダ)が自分の引き取りを拒んだ叔母の存在を知り、訪ねていったことから、自らのユダヤ人としてのルーツと両親の死の真相に直面する心の旅の物語。モノクロ映像…

胡軍

まいどの中華サイトをぶらついてましたらマイアイドルの近影を発見。こういうシチュエーションで映画を1本とってほしい!。。こちら

サケボム

試写にて鑑賞。 タイトルの意味は映画を見て初めて知ったのですがサケ・ボム、つまり爆弾酒のことかと思ったらまあ似たようなものらしく、これがアメリカで流行してるとは知りませんでしたが、きようび自分の酒量をよく知らない若者とかがうっかり勢いで飲ん…

三少爺的劍

徐克監製、爾冬陞監督による3D武侠大作。こちらの記事によれば、主演は林更新と何潤東。最初、徐克と爾冬陞の組み合わせってめずらしいかも?と思ったんですが、そういえば古龍原作による77年の同名のショウブラザース映画がまさに若き日の爾冬陞主演作で…

郊遊 JiaoYou

台湾金馬奨で最優秀監督賞および同主演男優賞を獲った、蔡明亮監督の引退作。原題そのままの邦題で今年の夏にシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開予定だそうです。 で、監督は確かに引退を口にされたわけですが、そのうちまた撮るかもみたいな言い…

私の男

試写にて鑑賞。 原作未読にてほぼまっさらな状態だった(いつものパターン…)ものですから最初はゆったりかまえて見てましたが加速度的に物語世界のはんぱない緊張感にからめとられ時間を忘れました。「ほとりの朔子」もすばらしかったけど一層進化している…

第67回カンヌ映画祭

本日主なノミネート作品が発表され、ニッポンからはコンペに河瀬直美監督の「2つ目の窓」の参戦が決まったほか、非コンペ部門で張芸謀監督の「帰来」(これ早く見たいです!)が上映される予定。おいおい公式サイトでゆっくり確認するとしてとりあえず中華…

サイレント・ウォー

こと原題「聴風者」。2012年作品をようやく劇場にて鑑賞。 国共内戦時、諜報部の凄腕女スパイ(周迅)に見出され、敵方の通信を傍受する任務を強制的に与えられた超人的な聴力を持つ盲目の主人公(梁朝偉)。というそれだけでスリリングな設定がきちんとコン…

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 

香港行きからけっこう時間がたってしまいましたが、これも香港国際映画祭にて鑑賞した1本。コーエン兄弟作品というだけで他の前知識なくチケットを買っていて、あとからニッポンでも公開予定というのを知ってちょっとラッキーな気分、のみならず期待どおり…

ウィズネイルと僕

先日、試写にて鑑賞。69年のイギリスが舞台の旧作(87年作品)とは思えないくらいみずみずしい、才能にめぐまれながらそれを生かせないでいる破滅的人間ウィズネイルと自己中心的な彼にしばしば振り回されつつもおそらくは唯一の理解者であり続けてきた“僕”…

第33回香港電影金像奨

今夜が授賞式。○△賞はやっぱりあれ(あの人)かなーもしかしてこれ(この人)かもなーとかいろいろ考えるのが自分的に一番楽しい映画賞です。 特集ページはこちらとか。追記:本記事タイトルの「電影」が「電陰」とうちまちがえていたことに2日たってから気…

グランド・ブダペスト・ホテル

ニッポンでは6月6日から公開の作品を、先日ひと足お先に香港の劇場にて鑑賞。ウェス・アンダーソン監督独特のタテヨコはっきりした構図の絵本(というかパラパラ漫画というか)のようなカラフルでファンタジックで祝祭的で、と同時に切なさとノスタルジッ…

My Name is Salt

先のHKIFFで鑑賞。インド・グジャラート州で8ケ月にわたり伝統的な製塩作業にいそしむある家族の様子を追った美しく悠久のときを感じさせるドキュメンタリー。乾季のひからびて何にもない砂漠へトラックとバイクでやって来て、小屋を建て、地中からポンプを…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「相手がぎゅっと力を入れてきたら、自分は力を抜け」「やさしくというのは自分も相手も成長するためのやさしさ。ただやさしいだけなのは空回り」「先の先のずっと先を見て。下を見ればきりがない。でも上を見てもきりがな…

成龍

こちらの記事によれば還暦チャリティーパーティを4月7日に北京で催し、姜文、葛優、李冰冰、趙本山、胡軍、黄渤、チョン・ウソン、イ・ビョンホン、チャン・ヒョク、チェ・シウォンら国内外の百人近い明星が出席。集まった70,552,000元は中国電影基金会お…

ON THE JOB

今回の香港行きでは、機内、映画祭、街の劇場を合わせて11本の映画を鑑賞(うち10本が初見の作品。もう1本は台湾に続き再びの「KANO」)。日に4本も5本もはりきってスケジュール組んでいた頃とちがいトシ相応^^;にペースダウンしましたがそのぶんばてて爆…

KANO

明日からちょこっと香港行ってきます。のでしばらく更新とどこおるかもしれません。映画祭と一般公開と機内上映も含めていろんな映画を見てきたいと思ってますが、そんな中、D先生からときめくお知らせが。目下香港でも絶賛公開中の「KANO」をさらに盛り上げ…

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト

試写にて鑑賞。 パガニーニの曲はいろいろ耳なじみであるものの、本人がタイトルのように“愛と狂気の”キャラであったとは実のところ知らなかったもので、伝説的エピソードをベースにした創作を含む物語ではあるとはいえ、数々の問題行動で悪魔的といわれた破…