試写にて鑑賞。
長野県小谷村にある真木共働学舎＝アラヤシキ。チラシによれば「新屋敷」だそうですが、カタカナ表記なので「阿頼耶識」と想像することも許される気がするネーミング。“自労自活”の暮らしを送るその共同体の春夏秋冬を追ったドキュメンタリー。俗世を離れ大自然と共に暮らす別天地のような側面だけでなく“居場所”を求めて試行錯誤する者たちの出入りの多さもうかがえつつ、スローで穏やかで豊かな時間を一時的なりとも共有できた気持ちに。。そしてまた、題材や雰囲気に既視感をおぼえ、もしやと記憶をたどって調べてみたらそれもそのはず北海道にある新得共働学舎の日々を追ったドキュメンタリー映画「空想の森」をずいぶん前ですが見ていて、とても印象に残っていたのでした。どちらも同じ母体の共働学舎。なにか自分の中で不思議なご縁を感じた次第です。
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