2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

GF*BF

試写にて鑑賞。 初見ではないのですが、台湾史に必ずや大きく残るだろう学生運動「太陽花学運」が続行中である今のタイミングであらためて見ると臨場感もテーマ性もはんぱなく響いてくるものあり。3人の男女の、3層の時代にわたる、近くて遠く自由で不自由…

稽古

昨日の合気クラス&会主講習会。しーふーいわく「身体の姿勢をはっきり。心の姿勢もはっきり」「武道はところかまわず叩くのではなく相手の戦闘能力を失わせる場所がピンポイントで決まっている。膻中とか鳩尾とか人中とか。もちろん稽古では強く突かないよ…

ホドロフスキーのDUNE

試写にて鑑賞。 アジアなカルト映画はそれなりに知っているつもりだけど欧米のそれについては正直無知に等しく、このドキュメンタリーの中身はほとんど初めて知ったことばかりというどしろーととしては純粋に驚きや感動の連続でした。ミック・ジャガーやオー…

BOX 袴田事件 命とは

こちらとかの一連の報道に、4年くらい前に表題の映画を見たときの暗澹たる心持ちを思い出しました。映画を見るかぎりでは冤罪事件としか思えなかったけれど、ずさんで横暴で無責任な捜査と判決にかかわった当事者のうち今も生きている人がどれほどいるのか…

収容病棟

試写にて鑑賞。 王兵監督作品は、ちょっとひるんでしまうほど長い作品でも最後まで飽きずに(!)見てしまえる独特の親密さに満ちていて、本作もまたしかり。雲南省の某精神病院の内部をじっくりと追った本作は、どんびきするほど不衛生で一見ほったらかであ…

張孝全

10年来ボクシングをやっていて、特に最近では張艾嘉監督の新作「念念」でボクサー役を演じるにあたりひときわ練習にはげんだという記事がこちらに。「念念」は梁洛施のカムバック作ですが、張孝全もメインキャストの1人というのは遅ればせながらこの記事で…

三生

張震、呉鎮宇、鄭雨盛(チョン・ウソン)がメガホンをとるオムニバス映画。こちらの記事によれば、張震が撮るのは「尺蠖」という短編小説が原作のパートで(ちなみに主演は石頭と王欣元)、王家衛、侯孝賢両巨匠に教えを請うたのだとか。確かに彼はそうそう…

台湾学生反両岸服貿

タイトルはどういうことかというと、こちらの記事からの部分引用になりますが「台湾と中国が昨年6月に結んだサービス貿易の自由化協定を巡り、…(中略)… 与党・国民党が同協定の審査通過を強行採決したことに抗議する100人以上の学生が18日夜から立法院の…

蘇慧倫、結婚

北海道で披露宴をとりおこない張震夫妻や許茹藝夫妻も参列しました。という記事がこちらとかに。めでたしめでたし。

「それでも夜は明ける」「ダラス・バイヤーズ・クラブ」

劇場にて鑑賞。後者は先週末にふつーにのこのこ見に行ったら満席でチケット買えなくて玉砕したので今日は早々と席をおさえてから前者を見に行ったんですが、オスカー効果と、上映館の少なさもあってか今日もがっつり人入ってました。 話には聞いていたけど、…

はなればなれに

試写にて鑑賞。プレスをみるとこれがデビュー作となる下手大輔監督は小津安二郎の研究家で、またゴダール、ジャームッシュ、トリュフォー、エドワード・ヤンら数多くの名匠たちの影響を受けているそうで、そのへんの知識豊富な人が見るといろいろなるほどと…

媽祖迺台灣

媽祖のお祭りを題材に任賢齊が自腹で初監督に挑戦したドキュメンタリー作品。この予告編だけでもう自分の中では必見認定です。お祭りも行ってみたいな…(人出と熱気がすごすぎてびびりそうな気もするけど)。関連記事はこちら。

受身体験教室のお知らせ

宣伝です。うらかわが通ってる道場恒例の受身体験教室、次回は3月23日(日)に行います(無料)。池上道場と鶴見道場で同時開催。時間は13:30〜14:15です。 武道は、人を投げ飛ばすよりまずは自分の身を護れることが大切で、転んだりしたとき少なくとも頭を…

馬志翔談《KANO》

上・下ともども、とりいそぎリンクまで。 個人的には馬さんも映画のどっかでちょっと出ていてほしかったな。かっこいいし。

アクト・オブ・キリング

試写にて鑑賞。 60年代半ば、インドネシアで共産主義者(とみなされた者)の大虐殺が行われ、その首謀者や下手人たちが今も自らを英雄と誇り仲間たちとの結束を誇示し当時の殺戮の詳細を豪快に語りあまつさえ映画化というかたちで楽しそうに再現する様子を追…

影視劇的審査

中国における映画やTVの検閲基準に関する記事がこちらに。グレーゾーンが多いってこと自体はよく知られてるし、あれもだめこれもだめなわりには意外にこういうのはOKなんだ?と思うような場合もあるし、今後もうちょっと明文化された(?)等級制度ができる…

シンプル・シモン

試写にて鑑賞。 主人公の青年シモンはアスペルガー症候群。いわゆる不思議ちゃん系というにはちょっと独特すぎるけど実際世界中にいるはずのいろんなタイプのアスペちゃんの1人である彼と、唯一仲良しの兄をめぐるポップでキュートなヒューマンドラマ。福祉…

ミスターGO(ゴー)!

試写にて観賞。 中国の大手・華誼と韓国の大手・SHOWBOXが合作(配給?)でヒロインが徐嬌ちゃんというのはとてもわくわくするんだけれど、CGのゴリラが主役って…誰がそんな奇想天外な企画を思いついて、誰がそれを面白がって、莫大な費用が投じられ実現に至…

一步之遥

何日かたってしまいましたが、D先生情報です(多謝!) 姜文監督の新作の“微予告”がこちらに。なるほど微ですな…。そして公開は12月18日、ってまだまだ先ですな…とにかく楽しみに待ちます。

大阪アジアン映画祭

公式サイトはこちら。本日開幕(16日まで)。例年ラインナップがすばらしくて一度行ってみたいと思いつついまだ行けてない自分でした。先日台湾でひと足お先に見てきた今年のオープニング作品「KANO」はゲストが大勢来て盛り上がっているようでなによりです…

呉天明監督、死す

こちらなどの記事によれば昨日亡くなったそうです。「古井戸」「變臉 この櫂に手をそえて」等の監督として、またプロデューサーや俳優としても活躍した中国映画界の重鎮の1人。最近の出演作「グォさんの仮装大賞」ではユーモラスで味のある演技を見せ、奇し…

「KANO」「天台」「逃出生天」

ここ数日台湾へ友人ともども遊びに行っておりました。第1目的は「KANO」、そして第2目的は個人的に初めての王道の観光だったため映画の現地観賞は1本、「天台」と「逃出生天」は機内観賞。「KANO」はこれからジャパンプレミアなので詳しいことは言わずに…