狼圖騰

先日香港にて鑑賞。中国人作家姜戎による同名小説の映画化で、監督はジャン・ジャック・アノー。主演は馮紹峰。共演は竇驍ほか。文革時の下放でモンゴルへ行った知識青年が現地の遊牧民族の生活上の敵でありまた神格化された存在でもある狼に魅了され、狼の子を見つけてひそかに飼育したことから波乱を巻き起こしていく物語。登場人物よりもむしろ狼たちの演技(?)と存在感が荒々しくも美しく神々しく。エンドロールで狼たちそれぞれの名前がちゃんとクレジットされているのも驚きでした。原作は未読ですが邦訳も出ているそうでぜひ読んでみたいです。