2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

おおつごもり

今年もあっという間に過ぎたような、いろいろあったような…。 みなさまよいお年をお迎えくださいm(_ _)m

ブランカニエベス

劇場にて観賞。 大いに満足して、これにて今年の映画観賞は〆。昨日で今年のマイベストをアップしてしまったけど、本作もすばらしく良かった。闘牛士の物語と「白雪姫」を合体したドラマチックで哀しくも美しいモノクロ&サイレント作品で、見惚れるような魅…

2013極私的マイベスト

今年も沢山大好きな映画と出会うことができました。感謝です。で、例によっていろいろ偏ってますし見るつもりで見そこなったものもありますがなにはともあれ見ることの出来た中からマイベストをば。いずれも順不同・見た順です。 ・ベスト3 フラッシュバッ…

あなたを抱きしめる日まで

先日、試写にて観賞。 まさに事実は小説より奇なりと思わざるを得ない実話の映画化。神を信じ、そうである自分も正しいと信じて疑わない者の“思考停止”の罪深さ、対象が神でなく生きた人間(の教えや命令)でも同様に古今東西幾多の悲劇を生んできた(今もな…

新しき世界

試写にて観賞。 途中までおもいっきり「無間道」をほーふつさせた後に「成程あえて“無間道”をほーふつさせといてこうくるわけね!」とニヤリッな130分強の長さを感じさせないイ・ジョンジェ堪能作品。ファン・ジョンミンとチェ・ミンシクのうまさは小憎らし…

ドストエフスキーと愛に生きる

先日、試写にて観賞。英語タイトルは「THE WOMAN WITH THE FIVE ELEPHANTS」。ドイツ人監督によるドイツ語中心のドキュメンタリー(なのでおそらく原題も「五頭のゾウと共にある女」という意味のドイツ語かと思われ)で、五頭のゾウとは、ウクライナ生まれの…

鄭秀文&許志安すでに結婚?

伝とか曝とかあるので今いち続報というか確証待ちですがこちらの記事がほんとだったらめでたしめでたしです(^^) それとは関係ないけれど先日見た「盲探」のサミーがすごく良くて。来年の金像奨でてっぺんとるんじゃないかと期待をこめて予感?予言?言い逃げ…

稽古

昨日の合気クラス&武器法クラス@I道場。しーふーいわく「紙一枚持つほどの力でも姿勢がまっすぐで隙間がなければ相手はくずれる」「むずかしいから面白い。楽しまないで暗くやってたら武道なんかつまらないぜ」「剣は鞭や竹のように振る。自分の体の一部と…

華麗上班族之生活與生存

こちらの記事によれば、林奕華演出、張艾嘉脚本・主演の人気芝居が杜蒞峰監督で映画化されるもようです。そういえばだいぶ前に“映画化されるかも”みたいな記事を見た気が…すっかり忘れてましたが、映画も張艾嘉が脚本を担当するそうで楽しみ。もしかして鄭元…

「ぺコロスの母に会いに行く」「名探偵ゴッド・アイ」

いずれも劇場にて観賞。前者は介護世代のひとりとして身につまされたり癒されたり胸に沁みるもの多く予想どおり泣かされてしまい、その余韻をひきずりながら場所を移動。セレクション的には「同じ日にはどっちかひとつにしとけ」という感じなんですがそれは…

智取威虎山3D

徐克の新作映画が、こちらとかの記事によれば昨日北京でクランクイン。徐克が5年来あたためていた企画だそうで、小説や京劇、TVドラマ等で知られる(といってもワタシは知りませんでした^^;)「林海雪原」という1940年代を舞台とした匪賊討伐の物語で、ちら…

周冬雨

「サンザシの樹の下で」の素朴で可憐なヒロインがすっかりあかぬけてこんな感じで雑誌の表紙を飾るようです。かっかわいい!!

かぐや姫の物語

劇場にて観賞。 できるだけ前知識なく見て、驚いた。予想以上に「竹取物語」。っていうかそこに驚いてどうするっつうか…でも子供のころ絵本で慣れ親しんだ「竹取物語」をかくも長編の映画として堪能しかつ知ってる話なのに動揺&落涙してしまうとは…。正直キ…

RED リターンズ

劇場にて。ここ数日ちょっと風邪っぽく頭がいつにも増してぼへーっとしていたので元気の出そうな映画をチョイス。いやもともと見るつもりでいたんですけど。公開始まってそこそこたつので劇場それほど混んでなく周囲にほとんど人のいない席で心おきなくふん…

竊聽風雲3

“竊聽系列”終極の作。関連記事と予告編がこちらに。よさげですねー。ワルそーでシブかっこいい呉孟達が再ブレイクの予感…!

嫁ぐ死体

中国インディペンデント映画祭にて観賞。これをもって見ようと思ってたものはひととおり見ることができ、今回もクオリティの高い作品にいくつも出会えてよかった。都合によりゲストが登壇する回にほとんど行けなかったのが残念でしたが、こうした地に足のつ…

澳門風雲

またお正月映画の季節がめぐってきました。王晶監督の表題作では發哥がギャンブラーシリーズに復活。共演の謝霆鋒、杜汶澤らと共に昨日製作発表会が行われました。関連記事はこちらとか。こちらの芸能ニュースではちょっとずつですがなつかしい映像がいろい…

祖谷物語―おくのひと―

昨日、試写にて観賞。 祖谷は「いや」と読み、“日本最後の秘境”とも言われる徳島の山村。本作はその圧倒的な自然のありさまとそこに生きる人たちをめぐる変わるものと変わらないものを誠実に、時に祈りにも似た夢幻的アプローチもまじえながら映し出した美し…

「重慶」「白鶴に乗って」

中国インディペンデント映画祭にて観賞。張律監督作品のヒロインにはずれなし(?)というのを勝手に確信した1本。「キムチを売る女」も「唐詩」もヒロインが寡黙で姿勢がぴっとしていて忘れ難く魅力的だったんですが、「重慶」においてもそれに通ずるもの…

稽古

特別講習会(合宿)@T県某宿泊施設。しーふーいわく「姿勢がはっきりしていれば相手がどう来ようが動じることはない」「止まってるところがあるから動くところがある。両方動いたら力が出ない」「自然が一番強い。どんな不自然より」

風暴

終極予告編がこちらとかに。なんかいろいろすごいことになってる感じですが、早く見たいな。いつ見られるかな。

ファック・シネマ

中国インディペンデント映画祭にて。記録映画の第一人者で商業映画界にも顔がきく(らしい)呉文光監督による2005年の作品。実のところ自分はこの監督さんの映画はこれが初見なので他作品との比較等できないんですが、いくつもの意味で残念すぎる脚本家志望…

「唐詩」「唐爺さん」「小荷」

中国インディペンデント映画祭にて観賞。「唐詩」は張律監督のデビュー作で、本文より行間が圧倒的に多い、静かで不思議な時間感覚とシンプルな色づかいが心地よいアート作品。対象的に「唐爺さん」はタイトルにもなっている唐爺さんを筆頭に息子とか義理の…

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「遠くを見れば、近くが見える」「集中すれば、ぱーんと広がる。みんなのは集中でなく固まっている」「集中して集中して集中したら、その集中を捨てる。考えて考えて考えたら、その考えを捨てる。それで次に行ける」

「マダム」「春夢」

中国インディペンデント映画祭にて観賞。すでにはじまっている映画祭ですが、昨日まで有楽町、今日から渋谷に出没開始な自分的には初日でした。前者は、素顔のときは裁縫師で女装のときはクラブのシンガーであるゲイの主人公が語って語って語りたおすモノク…

ピクニック

こと原題「郊遊」。昨日フィルメックスにて観賞。目下のところ蔡明亮監督の引退作とされる、先の金馬奨の最優秀監督賞および最優秀主演男優賞(李康生)受賞作。ほんっとに蔡明亮にしか撮れない、ほんっとにぶれのない、演じる側と観る側に一種の責め苦(人…