2014-01-01から1年間の記事一覧

娯樂年度十大回顧

なる記事がそろそろ出始める季節になりました。こちらを見ると、めでたいニュースもめでたくないニュースも当然ながらありますが、陳國坤と黄伊汶が先月結婚したというこちらのめでたいニュースは本日初めて知った次第。めでたしめでたし。

扉の少女

FILMeXにて鑑賞。これまた傑作。虐待されて育った少女の心のゆがみとそれに呼応するかのようにざわめき始める主人公のキャラクターを浮かび上がらせる物語はかなりキツいものがありつつ社会の片隅の話とは限らないリアリティと臨場感がひしひしと。。「冬の…

クロコダイル

FILMeXにて鑑賞。映画って必ずしも何も知らずに見るのがいいとは限らないですが、例によってほとんど前知識なく見たのが今回は正解。予期せぬ傑作に出会えた喜びがありました。あともう1回上映があるので詳しくは書かずにおいてこちらのトレーラーだけリン…

ジャ・ジャンクー、フェンヤンの子

FILMeXにて鑑賞。賈樟柯の映画とその撮影場所、あるいは作品の原風景を監督とともに故郷の山西省汾陽および北京でたどりなおしたドキュメンタリー。賈樟柯監督は自身の作品について明快かつ雄弁に語る人という印象を自分はこれまで持っていて、映画でもその…

一個人的武林

先日、台北の劇場にて鑑賞。ホテルにチェックインした直後に友人情報で某映画館であと30分くらいで始まると知りバタバタとタクシーつかまえてどうにかセーフだったんですが、間に合ってほんと良かった(そのタイミングでしか見る時間的余裕がなかったので)…

第51回台湾金馬奨

昨夜が授賞式でした。すでにご存じの方も多いと思いますが結果はこちら。陳建斌が前代未聞の3冠王となったほか婁菀監督の「推拿」が作品賞を含め6部門で受賞と全体的印象として大陸勢が港台勢を圧倒する結果になりました。自分はあいにく陳建斌関係の「一…

黄飛鴻65年銀幕形象変遷

と題する記事がこちらに。初代黄飛鴻・關紱興と先ごろ亡くなった(合掌)高倉健さんの貴重なツーショットもあり。 最新の彭于晏版「黄飛鴻之英雄有夢」は今月27日公開です。早く見たい〜。予告編はこちら。

「ドラゴン・フォー」「ドラゴン・フォー2」

こと原題「四大名捕」「四大名捕2」。劇場にて鑑賞。 原作は温瑞安の武侠小説で(というのを映画のオープニングクレジットで遅ればせながら知った…)、徐克監督の狄仁傑シリーズを思い出させるちょっとスリラー調の推理もの。訒超、劉亦菲、鄭中基、鄒兆龍…

二重生活

こと原題「浮城謎事」。試写にて鑑賞。 内地での5年間封殺の年季(?)があけて初の婁菀監督作品。夫の浮気を疑う女がママ友に「ほら、あんなふうに」と示した不倫男女、その男はママ友のほうの夫だった。。冒頭の事故シーンから不穏な空気が流れるミステリ…

第51回台湾金馬奨

今週土曜日に開催。毎年楽しみですが今年は久しぶりに現地まで見物(といっても生ステージで見る予定はないんですが)に行くつもりなのでひときわ楽しみです。こちらの公式サイト情報によれば、最優秀歌曲賞の発表にあたってそれぞれの作品の関係者が登壇す…

何潤東

芸能界の“黄金の独身”もいつの間にか39歳。こちらの記事よれば、来年結婚すると明言したもようです。ナイスガイで知られる彼、ほとんどスキャンダルもなかった気がしますがそれもそのはず7年来のガールフレンドがいたんですね。

パーソナル・ソング

先日試写にて鑑賞。サンダンス国際映画祭でドキュメンタリー部門観客賞を受賞した、認知症の人たちにiPodでその人の好きな(あるいは好きそうな)往年の曲を聴かせたところ数多くのケースで劇的に感受性や記憶や気力がよみがえるさまをとらえた説得力十分の…

パパロッティ

試写にて鑑賞。 極道の世界に入った高校生が声楽への思い断ちがたくコンテストに挑戦する、実話にもとづいた熱い師弟もの。映画向けに(?)かなりコミカルに脚色されている(たぶん)ものの実話ベースだけにドラマの芯はしっかりしてました。主人公役のイ・…

ダムネーション

先日、試写にて鑑賞。 アメリカで無用の長物となったダムの撤去が進みつつある現在までの道のりと今後への提言をさまざまな関係者の証言と見ごたえのある映像でまとめたドキュメンタリー。試写回数が少なく見に来ていた人もあんまり多くなかったので失礼なが…

エレナの惑い

試写にて鑑賞。 主人公エレナは実業家と熟年再婚しモスクワの高級マンションで平穏に暮らしていたが、エレナの息子と夫の娘がそれぞれいい年をして親のすねをかじりつづけ、互いの子供への金銭供与に関してだけは夫婦とも苦々しく思っている。やがて、自分の…

薄氷の殺人

こと原題「白日焰火」。試写にて鑑賞。先のベルリン国際映画祭でグランプリと主演男優賞(廖凡)をダブル受賞ということで期待していたら期待以上に良くていまだ余韻にひたっております。見ているだけで凍傷になりそうな寒々と底冷えのする風景とドライでス…

リスボンに誘われて

劇場にて鑑賞。スイスの高校教師である初老の主人公が1冊の本と遭遇したことから運命に導かれるようにリスボン行きの夜行列車に飛び乗り、本の著者をめぐるミステリーと歴史の暗部に深く分け入っていく哀しみと癒しの物語。「ポルトガル、ここに誕生す〜ギ…

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「いくら強い武道家でも、自分が不幸だったり、人を幸せにできなかったりするようではちがう。結果を出さないと」「先を見て、待つ。この世は時間の流れ。流れには方向があり、優先順位がある。悩みがあってもいつか時間…

王の涙―イ・サンの決断―

昨日試写にて鑑賞。 名君として知られる李朝22代国王イ・サンの身に実際に起こった暗殺未遂事件をふまえたサスペンス大作。欧州であれ東洋であれ王になることがすなわち対立派に命を狙われるリスクと背中合わせだった中世的な宮廷のダークさ、血なまぐささが…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「むずかしいむずかしいと思ってやりながら、それを楽しめる人がうまくなる」「上にいけばいくほど下を見て、自分も見て、全体を見なくてはいけない」「行者も一代、武道家も一代。初代は力があっても二代目三代目になる…

周杰倫

すでにあちこちで情報が飛び交っておりますが、ジェイが「Now You See Me」こと邦題「グランド・イリュージョン」(中国語タイトルは「出入神化」っていうんですね…)の続編に出演が決まり、12月にクランクインという中華なニュースがこちらに。本家の公式fa…

ビッグマッチ

イ・ジョンジェ、シン・ハギュン、BoAらが主演の表題作のポスタービジュアルやイ・ジョンジェのむきむき腹筋ショットが公表されました。関連記事はこちらとかこちらとか。こっこれは見たい…ニッポン公開はいつかしら。

林青霞

本日付で還暦なんですね。なつかしい写真がこちらにいろいろ。昔も今もお美しい。

郭富城

こちらの記事によれば、22日に授賞式が行われる金馬奨の審査員の1人として昨日台湾へ行きノミネート作品を見る作業に入ったもようです。授賞式までずっと台湾なのかな。確かに全作品見るには相当時間がかかりますよね。ちなみにこちらによればアーロンを含む…

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

劇場にて鑑賞。 アクションおやじたちの年輪のきざまれた贅沢な顔ぶれが一段と贅沢になった今回は高齢ネタ引退ネタのリアリティ倍増しだったりアントニオ・バンデラスがまさかのお笑い担当だったり強くてまぶいねえちゃん含む若いメンバーも加わったりで内容…

さよなら歌舞伎町

試写にて鑑賞。 公式サイトなどで染谷将太&前田敦子がメインの話と思ってたら必ずしもそういうわけではなく(メインにはちがいないけれど)歌舞伎町のラブホを舞台にある晩を境にいろんな変化が起こる何組もの男女を描く群像劇でした。最初のほう、染谷将太…

オプーのうた〜『大地のうた』その後

TIFFにて鑑賞。 サタジット・レイ監督の「大地のうた」で少年オプーを演じた往年の名子役シュビル・バナージの“その後”をたどったドキュメンタリー風ドラマ。「大地のうた」三部作は若いころ(爆)に見て今となっては恥ずかしながら記憶もおぼろ、シュビル・…

マルセイユ・コネクション

TIFFにて鑑賞。マルセイユ版「無間道」ともいうべき(臥底ものという意味ではなくテーマやモチーフ的に)実話ベースのノワール映画。映画祭参加作品というより一般公開作品を見に来たような安心感(!?)と緊張感でもってガチな演出とクオリティを堪能し…

100 Most Beautiful Women In The World 2014

Mode Lifestyle Magazineが選ぶ「世界で最も美しい女性100人 2014」の第2位にクララ・リーが選ばれた、という記事がこちらに。なるほど綺麗…でも誰なのか知らなかったので^^;検索してみましたらこちらの動画の人でした。なるほど。。 ベスト100はこちら。ア…

北北東

TIFFにて鑑賞。文革が終結してまもない1972年、中国東北部の村で婦女暴行事件が連続して起こり、にわか仕込みの警察隊と村一番のインテリおばあさんが犯人逮捕のために知恵をしぼるが、なかなか犯人はしっぽをつかませず…。映画美術出身の張秉堅監督は陳…