パーソナル・ソング

先日試写にて鑑賞。サンダンス国際映画祭でドキュメンタリー部門観客賞を受賞した、認知症の人たちにiPodでその人の好きな(あるいは好きそうな)往年の曲を聴かせたところ数多くのケースで劇的に感受性や記憶や気力がよみがえるさまをとらえた説得力十分のドキュメンタリー。日本でも音楽療法はよく知られているという印象があり、ただし個々人にイヤホンを与えるのではなく一緒に歌ったりカラオケをしたりというパターンだと思うんですが、自分も施設に入っている身内がいたりするので学ぶところ大でした。そしてまた自分が今後もしぼけてしまったらどんな曲を聴いたら元気が出るだろうかといろいろ頭の中でリストアップしてみたりも。ちなみに映画によれはアメリカでは認知症の人が500万人、日本では400万だそうで、人口比から考えたら日本がどんだけ…というのがちとショックでした。
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