リスボンに誘われて

劇場にて鑑賞。スイスの高校教師である初老の主人公が1冊の本と遭遇したことから運命に導かれるようにリスボン行きの夜行列車に飛び乗り、本の著者をめぐるミステリーと歴史の暗部に深く分け入っていく哀しみと癒しの物語。「ポルトガル、ここに誕生す〜ギマランイス歴史地区」とか「熱波」とかここ数年ポルトガルがらみの映画になぜかひきよせられがちでこの映画も公開当初から気になっていたのが遅ればせながら見られてよかった。ジェレミー・アイアンズシャーロット・ランプリングのエレガントな枯れっぷりというか風格がしみじみかっこいい。
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