ニューヨークの巴里夫(パリジャン)

試写にて鑑賞。「スパニッシュ・アパートメント」(01)「ロシアン・ドールズ」(05)に続く“グザヴィエ”三部作の完結編。といっても前2作を見ていないものですからそのへん脳内補完しながらの観賞でしたが、善良でそこそこハンサムでちょっとだめんず入ってる40男グザヴィエ(ロマン・デュリス)をめぐるフランス語と英語と中国語とたまにスペイン語も混じえつつカオス状態で展開するラブコメ&自分探し&ファミリードラマはポップでにぎやかですこぶる魅力的。遅ればせながら前2作も見なきゃだわ。。
ちなみに邦題は巴里夫と書いてパリジャン。(パリジェンヌだったらさしずめ巴里子?) もはやそういう時代じゃないのかもしれないけど誇り高きフランス語ネイティブというイメージを自分は持ってたので、NYに行った主人公がかたことの英語に引け目を感じたり、彼の元カノ(オドレイ・トトゥ)が中国系企業との商談でNYに出張し中国語でやりとりをする場面などなかなかに新鮮な感覚でした。
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