サイレント・ウォー

こと原題「聴風者」。2012年作品をようやく劇場にて鑑賞。
国共内戦時、諜報部の凄腕女スパイ(周迅)に見出され、敵方の通信を傍受する任務を強制的に与えられた超人的な聴力を持つ盲目の主人公(梁朝偉)。というそれだけでスリリングな設定がきちんとコンパクトかつスリル感十分な物語として展開され、今更すぎてすいませんがとても面白かった。メインキャストのはまりっぷりはもちろん、呉家麗とか林威とかサブキャラの登場にもいちいち内心でもりあがってました。題材的にはこれは広東話より普通話の映画だろうなと思うけど、それはともかく、エンドクレジットを見るまで単立文が出ていたことに気付かなかったのだけがちとショック(いやほんと全然分からなかった!)。
これはよほど原作が面白いのではないかという気がするので中国のTV版「暗算」もぜひ見てみたいものです。
映画公式サイトはこちらでいいのかな…たぶん。