ウィズネイルと僕

先日、試写にて鑑賞。69年のイギリスが舞台の旧作(87年作品)とは思えないくらいみずみずしい、才能にめぐまれながらそれを生かせないでいる破滅的人間ウィズネイルと自己中心的な彼にしばしば振り回されつつもおそらくは唯一の理解者であり続けてきた“僕”の貧乏同居生活と友情のゆくえを描く、おかしみとほろ苦さが胸にしみる普遍的青春映画。プレスによれば、イギリスやアメリカではカルト的人気を誇る作品でニッポンでは23年前に吉祥寺バウスシアターほかで限定的に上映されDVDも出ていないという、ある意味幻の名作。5月末に閉館が決まったバウスシアターにて“クロージング”ロードショーののち全国順次公開予定。
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