ON THE JOB

今回の香港行きでは、機内、映画祭、街の劇場を合わせて11本の映画を鑑賞(うち10本が初見の作品。もう1本は台湾に続き再びの「KANO」)。日に4本も5本もはりきってスケジュール組んでいた頃とちがいトシ相応^^;にペースダウンしましたがそのぶんばてて爆睡とかはなく、かつ幸い1本もハズレなくたんのうしました。その中でとりわけ見ごたえがあったのがこれ。フィリピン映画に関してはほぼどしろーとなので主演陣は有名な俳優ばかりだったらしいのですがそのへんよくわからないまま「たぶんこの人はスターだろうな」とイケメンとかシブいおやじにときめきつつ、バイオレンスに次ぐバイオレンス、正義をおしつぶしていく腐敗と不条理への怒りをこめた骨太な展開に最初から最後までがっつり引き込まれて目が離せませんでした。実は2〜3か所「つまりこういうことだよね?」と推測レベルで解釈したところもあったのでニッポン公開(それが無理なら映画祭上映)プリーズ。。