サケボム

試写にて鑑賞。
タイトルの意味は映画を見て初めて知ったのですがサケ・ボム、つまり爆弾酒のことかと思ったらまあ似たようなものらしく、これがアメリカで流行してるとは知りませんでしたが、きようび自分の酒量をよく知らない若者とかがうっかり勢いで飲んだらアブナイかも。。それはともあれ、物語は突然音信不通になった元カノを追ってアメリカへ飛んだ濱田岳(演じるマジメな青年)と韓国系アメリカ人の従兄(超ひねくれたやつ)との珍道中。劇中の英語会話量がはんぱなくしかもスラングと下ネタと差別的発言がてんこもりで、どういう状況でどういうことを言うぶんにはどうにかジョークですまされるのか、反対にどういう状況でどういうことを言うとシャレではすまず最悪失職に追いこまれるか、そのぎりぎり感をあえてねらった(と思えた)スリリングな作りという意味で随所で笑える娯楽映画でありつついろいろ考えさせられる社会派映画でもありました。
公式サイトはこちら