2016-01-01から1年間の記事一覧

ファン

先日IFFJにて鑑賞。明日閉幕のIFFJ、結果的に3作品見られなかったものがありましたがどうにか回数券9枚使いきることができ、1本目に見た「ニールジャー」と最後に見た表題作が個人的には双壁のお気に入りとなって大満足。表題作はとにかく一人二役をこな…

誰のせいでもない

試写にて鑑賞。ある不可抗力のアクシデントによって人生が一変した、あるいは一生癒えない傷が心に残った複数の人々の12年間の軌跡を描いたやるせなくひそやかでありつつ強靭で胸にしみる佳作。個人的に本日は15日に続いて某東京国際映画祭のシステムトラブ…

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「今の自分を見ている別な自分が必要。ただ、自分の殻を破るのはむずかしい。次の段階へ行くには次元の違う人と縁を結ぶのがいい」「健康になるとか、幸せになるとか、そうでなければなんのために武道をやっているのか」…

貪狼

D先生情報です(多謝!)。こちらの記事によれば、今月半ばにクランクインを予定していた「殺破狼(SPL 狼よ静かに死ね)」の前伝にあたる表題作がタイ国王の崩御を受けて月末に延期となり、クランクイン後も夜の撮影は控えることになったもようです。国と…

母の残像

先日試写にて鑑賞。理解ある夫の妻であり2人の男児の母であった戦場カメラマンが不慮の事故(というべきかどうか)で世を去ったのち、遺された3人の男たちそれぞれの思慕や不安や心の傷…。晩秋の空気のようにさえざえとして、かつ晩秋の夜長に呑む長期熟成…

東京国際映画祭

本日12時からチケット売り出し。例年のように最初のうちはちょっとつながらないかもというのは織り込み済みでしたが今年はあまりにダメすぎてあきれはてた。開始から40分くらいたったころようやくつながった1本目でクレカのセキュリティ番号まで送信したあ…

ガッバル再び

IFFJにて鑑賞。今回これで3度目のアクシャイ・クマールというアクシャイ祭り状態で「ハウスフル3」の大バカキャラとはこれまた全然ちがって(←くどい)本作ではちょっとどにーさんをほうふつさせる(時々どことなく似てないですか?二カッと笑った時とか)…

ジェイソン・ボーン

昨日劇場にて鑑賞。これまでのシリーズは多分全部見ているはずなんだけどいろいろ忘れててでもまあ特にそれで問題のない作りになっているけど前のもまた見てみたくなるマット・デイモンのはまっぷりとほっと一息入れるようなシーンなどいらんわといわんばか…

エル・クラン

劇場にて鑑賞。1980年代のアルゼンチンで実際に起こった連続誘拐殺人事件の映画化。一見普通のちょっとインテリっぽくて家族思いの一家の主人が近所に買い物に出かけるくらいのノリで人を誘拐してきては公衆電話で身代金を要求、家族の一部もそれに加担して…

エアリフト〜緊急空輸〜

IFFJにて鑑賞。、90年にイラク軍の侵攻を受け虐殺と略奪が横行したクウェートで難民と化した在住インド人17万5千人の決死の脱出劇を事実ベースで描いた、2016年前半ボリウッド興行収入ナンバーワンヒット作。見ごたえ十分の社会派エンタメで、ゴーマン男から…

稽古

武器法クラス@I道場。しーふーいわく「筋肉は伸ばして。筋肉を縮める動きはあまりない、武道では」「姿勢を良くするのは力を抜くため。力を入れるためじゃない」「失敗は必要。分からないことは必要。比較するものがないと、できたこと、分かったことに気付けな…

ニールジャー

IFFJにて鑑賞。開幕は昨日で自分的には本日が初日ですがしょっぱな1本目から表題作にガツンとやられて一気に血中ボリウッド濃度急上昇中。例によって簡単な紹介文くらいしか読まずにいてアクション活劇かなと勝手に思いこんでいたらそうではなく実際に起こ…

チリの闘い

劇場にて鑑賞。世界で初めて選挙で選ばれ社会主義国家を打ち立てたチリのアジェンデ政権が、民衆とりわけ労働者階級の絶大な支持を受けながらもマルクス主義を嫌悪するブルジョワジーや軍部を抱き込んだアメリカの裏工作によるクーデターを受けてあえなく瓦…

神聖なる一族24人の娘たち

劇場にて鑑賞。不思議な感じでなんだか良い、というようなウワサだけ耳にしつつ例によって前知識なく見たのですが、確かに不思議な感じでとても良くて、初潮を迎えた少女から中高年まで皆「O(オ)」から始まる名を持つ24人の女性の性や女性性にまつわる時…

MIC メン・イン・キャット

こと原題「NINE LIVES」。試写にて鑑賞。原題の意味は映画を見ると分かりますが監督が「メン・イン・ブラック」のバリー・ソネンフェルドなので邦題は表題のとおりで、とあるアクシデントから猫になってしまったワンマン社長をケヴィン・スぺイシー、ネコ語…

エブリバディ・ウォンツ・サム!!

試写にて鑑賞。「6才のボクが、大人になるまで」のリチャード・リンクレイター監督の新作。「6才の〜」は主人公が大学生になったところで幕を閉じ、本作は物語はまったくちがうけれど主人公が大学生になったところから始まる…といってもそのほんの数日間の…

この世界の片隅に

試写にて鑑賞。あまちゃ…もとい能年…あらため「のん」が声優として主演をつとめた、こうの史代原作、片渕須直監督作品。原作マンガもドラマ版も未見ながら時代や舞台設定からして泣かされそうな予感はもちろんあったんですがいきなり冒頭「悲しくてやりきれ…

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「理論は真実に近付くための杖のようなもの。理論を分からないとだめだけど理論だけでは到達できない。心が動かないと」「何もないところからは何も伸びない。種が必要」「相手の中心をとらえること。でないといつまでも…

メカニック ワールドミッション

劇場にて鑑賞。 前作を見てないので設定とか話のつながりとか分かってない部分があったかもしれず、また続編ができるからには前作の人気が高かったってことなわけだし、もちろんJ・ステイサムの問答無用な俺様アクションは何時間でも見ていられるくらい痛快…

歌声にのった少年

先日劇場にて鑑賞。パレスチナ・ガザ地区で暮らす天性の歌声を持つ少年が姉との約束どおり長じてスター歌手への夢をかなえるまでを描いた実話ベースの物語。フィクションも含むようですが、どの部分が事実でどこがフィクションかに興味を持つよりもっと、パ…

告知: 「文革」とは何だったのか

お知らせをいただきました。表題の催しが文化大革命50周年シンポジウムとして添付画像のとおり開催されます。東方書店さんのこちらのページなどにも詳細が載っていますのでご興味のある方はよろしくご確認ください。

稽古

武器法クラス@I道場。しーふーいわく「杖尻を常に相手に向けて、ぎりぎりまで力をためて吹き矢のように一気に放つ。それで力が最大限使える。お金だってためなきゃ使えないでしょ」「どうやって弱い者が強い者を倒すかを考えてやるのが武道」「みんなは剣…

稽古

合気クラス@I道場。しーふーいわく「方向性と目的地があって流れが出る。成長したいとか健康になりたいとか真理が知りたいとか、自分の目的を持って」「心にも身体にも芯が必要。宇宙だって細胞だって中心があるでしょ」「すぐにできるようになるわけがな…

健忘村

陳玉勲監督の新作は2017年のお正月映画にして古装喜劇。出演は舒淇、王千源、張孝全、曾志偉、楊祐寧、と超楽しみなメンツ(張孝全と楊祐寧がコメディで共演なんて初めてじゃ?)。こちらとかを見るともうずいぶん前から撮ってたんですね。関連記事はこちら…

踏血尋梅

こちらの記事によれば、香港代表として来年のアカデミー外国語映画賞にエントリーすることが決まったよし。金像奨で主演男優&主演女優&助演男優&助演女優&新人俳優の5演技賞を総なめしたほか編集賞、撮影賞を受賞した話題作、ニッポンでも秋の映画祭あ…

メカニック:ワールドミッション

こちらの中華な記事でJ・ステイサム主演の「機械師2:復活」なる作品にミシェル・ヨーが出てるというのを知り「えっそれ見たい!」と検索してみましたらニッポンで今月24日に公開の表題作のことでした。気付くの遅すぎ>自分。しかも前作見てないし(汗)。…

マ・ドンソク

こちらの中華な記事で見ましたが、「釜山行き」の大ヒットもあって化粧品「etude house」のCMが中華圏で「カワイイ!」と爆紅のようです。またこちらの記事によれば続編がありとか…ほんとかな?…なにはともあれマ先生がカワイイのはこれまで見てきた作品で…

L.A.ギャングストーリー

先日、機中にて鑑賞(ほかにも見たけどこれにて〆)。1949年、警察や政治家を抱き込んで街を仕切る大物ギャングと秘密裏に組織された命知らずの警察側チームとの決戦を描くアクション・エンタメ。ニッポンでも公開されていたとは知らずに見て、事実ベースと…

北京遇上西雅圖之不二情書

先日、機中にて鑑賞。前作「北京遇上西雅圖」は「北京ロマン in シアトル」というタイトルで2013東京/沖縄・中国映画週間(ってどこで開催されたのか分かりにくい映画祭ですね…)にて上映されたようですが日本公開はされていないのでその続編(といっても話…

銃弾の饗宴 ラームとリーラ

先日、機中にて鑑賞。昨年のIFFJとかで見そこねていたマイ女神D・パドゥコーンとセクシー番長ランヴィール・シン主演による、現代のようでもあり過去のようでもある邦題のとおり銃弾が雨あられと注ぐ物騒な街を舞台に敵対する二大勢力のそれぞれの息子と娘…