母の残像

先日試写にて鑑賞。理解ある夫の妻であり2人の男児の母であった戦場カメラマンが不慮の事故(というべきかどうか)で世を去ったのち、遺された3人の男たちそれぞれの思慕や不安や心の傷…。晩秋の空気のようにさえざえとして、かつ晩秋の夜長に呑む長期熟成のワインのようにしみわたる佳作で、これが長編3作目だというヨアキム・トリアー監督はかのラース・フォン・トリアー監督の甥にあたるそうですが親族だからどうとかじゃなくすばらしい才能だと思いました。
公式サイトは現時点ではまだのようです。