誰のせいでもない

試写にて鑑賞。ある不可抗力のアクシデントによって人生が一変した、あるいは一生癒えない傷が心に残った複数の人々の12年間の軌跡を描いたやるせなくひそやかでありつつ強靭で胸にしみる佳作。個人的に本日は15日に続いて某東京国際映画祭のシステムトラブルでストレスマックスな日だったのですがこの映画でクールダウンさせてもらえた、というか本来なら平常心で映画を見てしみじみと余韻にひたれたであろう、時間の流れ、季節の流れ、人生の流れに身を任せるしかないのだと静かな気持ちになれる美しい映画でした。
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