マダム・フローレンス! 夢見るふたり

劇場にて鑑賞。音痴なソプラノを聴くのはきついかもという気がしてフランスで作られたバージョン(公式サイト)のほうは結局見ていないんですが(音程はずしまくりの歌や演奏を聴くのってつらくないですか?)、なんだか評判良いので見に行った本作は、もはや神々しいメリル・ストリープも滋味にあふれたヒュー・グラントも、加えて今回初めて知ったのだけれどピアニスト役のサイモン・ヘルバーグ(これからいろんな映画で彼の顔を見そうな予感)もしみじみ良くて、余韻の残る人間ドラマでした。これが実話というのだからまさしくうそのようなホントの話。音楽史(声楽史?)にこんなかたちで名を残す人もいるのですね。
公式サイトはこちら