MERU/メルー

先日試写にて鑑賞。公式サイトからの引用になりますが「ヒマラヤ山脈、メルー中央峰にそびえる“シャークスフィン”のダイレクトルートは、クライマーにとって究極の勲章となり得る難攻不落の岩壁」、そのメルー峰の登頂をあと少しのところで果たせなかった3人の男たちが個々の厳しい試練を経て再び結集する…。なぜエベレストに登るのかと問われて答えた、そこに山があるから(正確には、そこにエベレストがあるから、らしい)というJ・マロリーの有名な言葉があるけれど、命を賭しても最高峰を制したいという登山家の気持ちはそうでない人(というか自分)にはおよそはかりがたいものがあって、だからといって理解不能ですませてしまうにはもったいない超人的アクションは確かに世界中の山々で行われているのであり、そんなクライマーたちの山への思いや覚悟、努力、身体能力や判断力や責任感、そしてもちろん想像を絶する映像に圧倒されるドキュメンタリーでした。