ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

副題の狂詩曲はラプソディとフリガナあり。試写にて鑑賞。
カンヌを打ちのめした傑作、というキャッチにいつわりなし。主役の犬がパルムドッグを受賞したのも大納得。昨日に続きすごい映画を見てしまいました。物語は愛犬と引き離された少女と捨てられてしまった犬の絆と怒りの寓話ともいうべきもので、動物愛護の観点からの社会派映画かと思いきやそんななまやさしい(?)ものではない予測不能の展開の中で強烈なメッセージがうなりをたててうずまいているような迫力でした。デリケートな愛犬家の人にはちょっと刺激が強いかもですが、なるべく前知識なくごらんになることをおすすめします。と言いつつストーリーにからまない部分で1つだけ書いてしまうと、無数のわんこが街を疾走する映像はCGではないそうです(!!)。
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