ファヒム パリが見た奇跡

試写にて。ずいぶん久しぶりに試写会場に行った気がしますが。。それはともあれ表題作は、チェスの達人である8歳の息子ファヒムの今後のため政状不安なバングラデシュから危険を冒してまずは父と子だけでパリへ難民として渡った親子の物語。現地でファヒムはさいわいチェスのトップコーチに師事することになりトーナメントを目指すものの一方で父親が仕事を見つけられず難民センターからも退去を余儀なくされ。。。昨日の「カセットテープ・ダイアリーズ」に続き本作も実話の映画化。感動作というとなんだか先が読めてしまいそうな、もちろん感動作であることは確かだけれど、それ以上に到底フィクションでは作り得ない実話ならではの緊張感や切なさが刺さる社会派映画でした。いろいろ人生こじれまくってる愛すべきコーチ役のG・ドパルデューがさすがに唯一無二の存在感。

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