ジャパン・イン・ア・デイ

試写にて観賞。
リドリー・スコット製作、ケヴィン・マクドナルド監督による「LIFE IN A DAY 地球のある一日の物語」とほぼ同様の手法で一般応募の投稿映像を中心に編集した「IN A DAY」シリーズ3作目。ただし「LIFE〜」とちがって“ある日”ではなく2012年3月11日というニッポン人にとって“特別な日”を指定して映像を募ったことから、地震原発の1年後ということに特にこだわってない映像もほどよく(?)ちりばめつつ全体のテーマとしてはやはり鎮魂と供養、未来へのまなざしを強く印象づける、いわば、あの日を忘れないための映画になっています。Fテレビ製作だからか予定調和的編集がちょっとウェルメイドすぎる気もしたけれど、個人的に唯一心配していた“人の痛みに興味なさげなバカっぽい連中の映像を挿入し震災や原発で大きな被害を受けた人々の苦しみと対比させる”たぐいの演出はさいわいにしてなかったのでほっとしました。
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