青春18×2 君へと続く道

昨日試写にて。中文題は「青春18×2 通往有你的旅程」。台湾の作家による紀行エッセー「青春・18 x 2 日本慢車流浪記」を原作に、国際派スター張震がエグゼクティブ・プロデューサーをつとめ日本の藤井道人監督がメガホンを取った、18歳のときに日本人女子バックパッカーと出会った台湾男子ジミーがその18年後に日本を旅するセンチメンタル・ロードムービー。台湾で3月、日本では5月に公開予定でまだちょっと先なのと、できるだけ前知識なしに見ることをおすすめしたい作品なので詳しくは書かずにおきますが、主演の許光漢と清原果耶のピュアな組み合わせが好感度大、さらに張孝全、陳姸霏、曾少宗ら台湾側キャスト、道枝駿佑黒木華松重豊黒木瞳ら日本側キャストとも充実の顔ぶれ。許光漢はグレッグ・ハンでなくシュー・グァンハンとクレジットされており今後日本ではそちらが通称になるのでしょうか、本作では18歳と36歳を違和感なく演じ分け、コミカルなシーンも多い18歳パートのキュートさといったら、思わず「見守るおばさん」モードに。。劇中では五月天のヒットナンバーが使われたり主人公たちが映画館に「情書(岩井俊二監督の「ラブレター」)」を見にいくシーンで「藍色大門」のポスターがうつっていたり、日本でのシーンも含めていろんなオマージュやリスペクトが散りばめられています。なお、原作者はウェブでは藍狐というペンネームのようですが映画のエンドクレジットではジミー・ライ(漢字表記は頼幾米だったかな、すみませんはっきり思い出せない)となってました。

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