先日TIFFにて。悲劇の英雄・岳飛亡きあとの南宋で権力をほしいままにする宰相・秦檜との会談前夜に金の使者が何者かに殺され、奪われた密書をめぐって一人また一人と関係者が死んでいく。。今年１月に中国で公開された張藝謀監督のヒット作を大スクリーンでたんのう。瀋騰、易烊千璽、張譯、雷佳音をはじめ第一級のスターがそろいぶみなキャストの贅沢さ、ヤバい展開と笑えるディテールの絶妙なからみ具合、場面転換のつどテンションあげあげで鳴り響くサウンドデザインの面白さ、等々最初から最後までなんだ？どした？どーなるんだ？感に背中を押されてたっぷり楽しんだ果ての胸にせまる感慨。コンスタントに話題作を撮り続けてきた第五世代で唯一といっていい巨匠ならではの熟練味に胸アツでございました。これって日本公開、ありですよねもちろん……？
