ピザ 死霊館へのデリバリー

インディアンムービーウィーク2022にて。2012年のタミル映画で、作品紹介に「タミル・ニューウェーブのカルト的作品」「ホラー作品としては突出した高評価を得た」等とあるのと主演がヴィジャイ・セードゥパティなのでチョイスしましたら、なるほどこれはなかなかの掘り出し物感。邦題が示すとおりピザ屋で働く男がある屋敷に配達に行って身の毛もよだつ恐怖体験をする物語、からのさらに別の方向へ予想外の展開となっていく異色のインド・ホラーで、2時間ちょっとの尺とか、呪い系とリアルミステリーの組み合わせとか、自分がこれまでに見たインド映画の中ではかなり珍しい部類に入る、いい意味でB級映画的快作。スターになる前のまだあまりマッチョではないヴィジャイ・セードゥパティのうまさも光ってました。