チンパンジー属

先日東京国際映画祭にて。ラヴ・ディアス監督作品は(遅ればせながら)6年前にこの映画祭で約5時間の作品を休憩なしで観てなんとなく自信(?)がついて以来長編はひととおり観てきて、今回は意外にも157分ということでがんばって観終えようという気負いもなくそのぶんいつもながらのモノクロの強さと美しさ、映画祭の作品紹介で示されているとおり「人類は果たして猿から進化しているのかという命題」の重さに静かにうちのめされる濃密かつ圧倒的な映画体験を享受いたしました。これだから映画祭はありがたい。。

今シーズンの映画祭では他にも観た作品はありますが全部の感想はアップしないでこれにて〆とし通常運行に戻ります。更新ペースも少しゆるくなるかもですがあしからずどうぞ。