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東京国際映画祭にて。今年のマイスケジュールはラヴ・ディアス監督の283分の大作でスタート。自分にとってラヴ・ディアス作品は正直にいうと最初は未知との遭遇みたいなところがあって「昔のはじまり」5時間半ノンストップでちょっと自信(?)がついたことで毎年恒例のチャレンジ大会のような感覚で観てきましたが本作は心から傑作だと思いました。時代設定は近未来ながらSFどころかどストレートに同時代的でリアルなテーマに圧倒されてほとんど身じろぎもできないくらい。観終わってからドライアイだか眼精疲労だか目がコリコリ。でもその価値はありました。