77回、彼氏をゆるす

こと原題「原諒他77次」。17年の大阪アジアン映画祭で上映されたおりは見のがしていて、思いがけずNetflixで発見。学生時代から10年間、恋人の自己中ぶりにあきれたり衝突したりしながら結局は彼が好きでその都度許してきたヒロインがついに家を出ていくところから始まる物語は、軽めのタッチの小品ながら邱禮濤作品だけあって安定のクオリティ。蔡卓妍も魅力的でした。それはそれとして、黄秋生がふつーに登場したときは思わず遠い目に。。まだ3年前の作品なのにここ数年の香港と香港映画界の変化が大きすぎてもっと昔の映画のように感じられるのがちょっと切なかった。