グランド・ジャーニー

先日試写にて。鳥類保護活動家の父親(母親とは離婚して遠くに住む)のところに預けられた都会のゲームっ子少年が、絶滅寸前の渡り鳥に危険の少ない渡りのルートを教えるため父親が立てた空の旅の計画にのめりこんで思いがけない行動に出る。。。作りはフィクションながら実話がモデルというのが驚きの、現代版ニルスともいうべき少年の成長物語にして家族の映画そして観光保護映画。ほとんどCGを使っていないという空飛ぶシーンの開放感たるや、空を飛ぶことへのあこがれはヒトの原初的願望なんだなあと童心にかえる心持ち。ものすごい距離を往復して元の場所へちゃんと帰ってくる渡り鳥の習性もいろいろ分かってためになりました。自然って、ミラクルだ。

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