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カリコレにて鑑賞。ニコラス・ウィンディング・レフン監督の1999年作品(デンマーク映画)。監督第2作目という旧作で、前知識ないまま監督の名前とマッツ・ミケルセン目当てに見ましたらがっつり面白かった。やばい感じが次第に高まって一触即発になっていく人間関係、ディープな赤と黒の色彩、どこか疲れている美しい女、暗闇に浮かび上がるB級映画…。「ドライヴ」の原点といわれるのも分かる気がする映像センスと暴力性と孤独感があとをひく良い意味できわめつけの自主映画のような印象的な1本。