アジア三面鏡2018 Journey

試写にて鑑賞。アジアの監督3人が1つのテーマに基づきそれぞれの物語をつむぐオムニバス映画・第2弾。第1弾「リフレクションズ」と比べると尺がほぼ半分、1本あたり約30分のコンパクトな短編集で、今回はタイトルどおり「旅」が共通のお題なのに加えてご贔屓のニコラス・サプトゥラが3パート全てに出演(出番がちょっとだったりメインだったりという違いはあり)しているのが魅力的。前作よりもっと統一感というか連帯感を感じられる仕上がりになっています。1、2、3の並びも自然な印象で、特にミャンマーを舞台にした松永大司監督のパート2の心地よい時間の流れにひたったあとでエドウィン監督によるパート3の独特のシュールさと可笑しさで締めてくれたのはなんとも痛快でありました。
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