「冷血のレクイエム 極限探偵B+」「コンスピレーター 謀略 極限探偵A+」

こと原題はそれぞれ「B+偵探」「同謀」。邦題ながっ。「影なきリベンジャー 極限探偵 C+」に続く郭富城の極限探偵3部作、先日コンプリートしました。こんなに面白いよく出来たシリーズだと今ごろ知ったのは不覚のきわみながらまとめて見ることができてよかった。配給さんに感謝です。普通3部作というと2本目、3本目とグレードアップしないといけない責任感?からかともすればやりすぎ感が出てしまい「いやそこまでせんでも…」というパターンがけっこうあると思うんですがこのシリーズは1本目がホラー風味、2本目がサスペンス、3本目がアクション色を濃く、と趣向を変えつつ話のつながりと主人公のキャラには統一感がありゲストスターの顔ぶれも「おっ、今度はこの人を持ってきたか!」とにやりっとさせるキャスティング。多少のつっこみどころはあっても総じて大いに満足です。
で、3本目は「アイス・カチャンは恋の味」の阿牛が出ていておおっと身を乗り出しかけながら彼を呼んできたのは監督の奥さんである李心傑つながりかな?なんて考えたり、さらには最近その監督がゴシップ続きなのでせっかくニッポンで公開中なのにもったいないったらありゃしないと思ったり。また、3本目では張家輝の微妙なアクションも(髪型も微妙だったが)ツボにはまる一方で陳観泰のアクションがなくてちょっとがっかりとか。。まあとにかくいろんな意味で楽しめました。