ストリートダンサー

オンライン試写にて。ロンドンで生まれ育ったインド系青年たちとパキスタン系青年たちそれぞれのダンスグループが白熱のナンバーワン争いを繰り広げるキレッキレのストリートダンス映画。民族対立や移民問題を盛り込んだストーリーはいささかラフというか先が読めがちな印象なきにしもあらずですがとにかく全編をいろどる数々のダンスシーンが眼福で、主演のヴァルン・ダワンとシュラッダー・カプールのダンススキルの高さ、マジにトップダンサーを集めたキャストの充実度、そして個人的には「なめてたオジサンが達人でした」的役どころで美味しいところをさらいまくったプラブデーヴァーのかっこよさに一番やられた。。。監督のレモ・デソウザという人のことはちゃんと認識してなかった自分ですが、「フライング・ジャット」(16)は見ております。元々はベテランのコリオグラファーだそうで、監督作「ABCD:Any Body Can Dance」(13)がヒットしてシリーズ化され本作はその3作目にあたるとのこと、香港映画でいえばスタントマン・武術指導を経て監督に進出し成功した感じでしょうか。カンフーなら香港だけどダンスだったらインドにとどめをさす!とあらためて感服した次第です。

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