ザ・フェイス

劇場にて。ひとえにラーム・チャラン目当てで前知識なく鑑賞したらまさかの!?面白さ、思いがけない掘り出し物でした。これは何も知らずに見て正解だった、のでギャングに恋人を殺された男の物語、とさわりの部分だけ紹介するにとどめます。ねたばれにならない範囲内でもう少し加筆すると最初のうちシリアスな話にゆるいギャグをねじ込んでくるアンバランスさとかなんとなくのB級感や衣装のチープさが気になりつつも予定調和的展開を楽しんでいたのが中盤からの方向転換におおっとなってからガチでひきこまれ。アクションシーンの血糊が色水っぽいのとかどうでも良くなって、なによりラーム・チャランがダンスシーンもアクションも最初から最後までたっぷり魅せてくれて満足です。

後から公式サイトなどを見ると「プシュパ 覚醒」のアッル・アルジュンや「バーフバリ」のスッバラージュが出演していたことにびっくり、というかインド映画万年中級者(初心者か?)の悲しさで見た顔だなあと思いつつ思い出せなくて申し訳ございませんでした。それと、これはまったくどうでもいいところなんですが、あるシーンでギャングの一人をはねとばしたトラックの運転手が被害者が地面に落ちるか落ちないかくらいのタイミングで速攻でトラックから逃走した逃げ足の速さがツボに入ってしまい勝手に腹を抱えてました。

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