ソン・ランの響き

試写にて。80年代のベトナムを舞台に描く、借金の取り立て屋をしているヤクザと伝統歌舞劇カイルオンの二枚目役者の偶然の出会い、そして魂の触れ合い。。今回二度目の鑑賞でしたが初見は機内放映だったのであらためてちゃんとスクリーンで日本語字幕でじっくり味わうことができたことで何倍も胸にしみる美しく哀切な名作でした。

劇中、主人公(ヤクザな方)の少年時代にカイルオンの人気スターだった母親がなぜ主役を降ろされ劇団を去ることになったのかがよく分からなかったのですがプレスを読んでようやくその政治的背景が理解でき、映画の鑑賞前でも鑑賞後でも良いのでそこはおさえておきたいポイントかと思われます。

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