Sisters

先日東京国際映画祭にて。プラッチャヤー・ピンゲーオ監督による美少女アクションホラーとくれば期待しないわけにはいかないわけで、実際とってもチャーミングな2人のヒロインをひたすら愛でるべき王道の萌え映画でした。もちろんホラー演出も気合が入っていたんですがコワいかというとそうでもなくてグロさが面白ポイント。実は冒頭のナレーション部分の字幕で「ガスー」と出てきてからしばらくは「ガスーってなんだ?」と分からないまま観ていたどしろーとな自分(すみません)、身体から抜けた首が内臓をズルズルぶら下げて空を飛ぶビジュアルで一気に「あっこれだったか!」とようやくタイ界隈でそういう伝統的なお化けの映画が色々あったことを思い出し(遅)がぜんテンションがアップした次第。アクションは予想外に少なめでしたがそもそもピンゲーオ監督のアクション映画は名アクション監督の故パンナー・リットグライと組んでこそという印象なのでそこはあんまり期待はずれというふうには思わず。とはいえこれが美少女のアクションが満載のホラー映画だったら最高最強でしょ!という今後への期待は表明しておきたいです。