先日試写にて鑑賞。85年の「星くず兄弟の伝説」から30年超、同じく近田春夫×手塚眞コンビによるロッケンロール・ミュージカルムービー。オリジナルのほうを見ていないので何がどうバージョンアップされているかわからないんですがバブリー時代のカルトムービーとして話題になった記憶はあり、新作（？）も昭和っぽいテイストとカメオ出演陣の豪華さが象徴する自主映画的あるいは学園祭的なシュールで突き抜けた楽しさがはじけて、旧作と続けて見たらいろんな懐かしさで胸いっぱいになりそう。チャプターのタイトル文字が手塚治虫の字体を思い出させ、何より手塚眞監督がいつの間にかすごく似てきているのにもびっくりで、もしかすると監督自身はいつまでも手塚治虫に言及されたくないかもしれないけれど多大な影響を受けた世代としてはつい感慨にひたってしまうのでした。
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