モンスター・ハント

こと原題「捉妖記」。CJIFFにて鑑賞。中国で公開されるや成績を伸ばしあれよという間に歴代ナンバーワンに躍り出た大ヒット作。見て納得の面白さでした。妖怪王子がめっちゃカワイイし主要キャラが大いに笑わせてくれるしCGがしっかりしてるし映画としての出来も上々。監督の許誠毅って知らなかったんですが香港出身でハリウッドで仕事していた人なんですね。なーるほど。「長江7号(ミラクル7号)」とか「西游·降魔篇(西遊記 はじまりのはじまり)」とかキョンシー映画とかアクション全般とか香港映画テイストのインスパイア率高し(と思った)。ちょこっと「E.T.」もあったり、いろんな名作が消化されて血肉になってる感じ。役者も贅沢な顔ぶれで、白百何と井柏然のドタバタコンビも良いし、閻妮と姚晨のそろいぶみとか楽しすぎ。郭暁冬が出てたのに気付かなかったのは不覚でした。ってかカメオすぎだし。とにかく楽しかったのでこの映画の前に見た「百日告別(百日草)」のじーんとした余韻が飛んでしまったんですが、「百日〜」についてはまた後日。