ブルー・ジャスミン

日劇場にて鑑賞。
セレブから無一文に転落した美貌のヒロインをめぐる、滑稽さと痛ましさがせめぎあう悲喜劇。喜劇といってはヒロインが気の毒すぎるのだけれど、ウディ・アレン流の皮肉まじりの巧みな軽やかさによって泥沼な話が第一級の娯楽作品になっている絶妙さに加え、ケイト・ブランシェットのとてつもない美しさとモード感とオスカーも納得の名演にしびれてしまいうっとりしてるばやいじゃないかもしれない修羅場でさえもうっとりしどおしでした。がんばれジャスミン…。
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