一代宗師

しばらく香港で遊んでました。といっても正味3日で、香港国際映画祭はラスト2日のみの参戦。映画祭以外では「忠烈楊家将」も「毒戦」も公開前で見られずじまいだったのが残念至極だったものの、表題作をぎりぎり劇場で見られたので満足です。さすが王家衛というかさすが張叔平というかなんともアートな作りで一種の雰囲気映画でさえあるのだけれどとにかく圧倒的な美しさ。登場人物の主演はもちろんワキもみんながみんなどアップにたえる存在感と、映像のすばらしいマット感。いやーよかったなあ。日本で公開されたら絶対また見ますよ。九龍湾にある映画館は今もふつーに上映中携帯電話で話す人が何人もいて(うるせーっつの)久しぶりの嗚呼香港な気分もあいまって、なにはともあれ地元で見られて幸いだったとしみじみ思うのでした。
今回の香港行で見たのは、映画祭で5本(うち1本は旧作の再見。1本は爆睡してしまってほとんど見ていないも同然><)、街で4本。機内で2本。
印象的だったものについてはおいおい感想などあげていきます。