春嬌救小明

先日香港国際映画祭にて鑑賞。オープニングフィルムにつき監督以下出演者勢ぞろいの舞台挨拶もありで会場は上映前から盛り上がり、上映中もどっかんどっかん笑いが起こってもうそれだけでも十二分に多幸感と祝祭感にひたることができました。シリーズ3作目にしておそらくこれでうちどめかな(ちがうかな?)な本作、目下順調にヒット中のようでめでたしめでたし。ニッポンではまだ見ている人は多くないと思うのでストーリーについては見てのお楽しみということで割愛します。で、ほんの少し辛口なことを言うと(すいません)前作も感じたんですが大陸でもヒットをねらえる映画にするための微妙な綱渡り感というか時たまうっすらと「なにげにけっこう気ぃ使ってる?」的な印象を受けることもなくはなくて実際はそんな気ぃ使ってないのかもしれないけど感性のおもむくままに一気呵成に撮り上げたような(これまた実際はちゃんと考えて撮ってたのかもしれないけど)第1作目がちょっとなつかしかったり…なんだけども、正直いちゃいちゃしたり言い争ったりタソガレたりはじけたりする楊千嬅と余文樂を見ているだけで無条件に楽しいやら嬉しいやらしみじみするやら、まあ別に大陸仕様でもなんでもいいやってな気分になれてしまうことも確か。五月天の「春嬌與小明」の使われ方も最高オブ最高でした(この映画の元歌だったことを実は今回ようやく知った自分です^^;;)。ということでテーマ曲のMVはこちら。それと、ニッポン人的には「ヤッターマン」ネタにもテンションはねあがりました。